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8月9日 対阪神17回戦は、今季初登板初先発の森翔平が5回を投げ1失点と試合をつくり、打線は先制、中押し、ダメ押しと効果的に得点し6‐3で勝利しました。
なんと言っても、森でしたね。
立ち上がりから最速148キロのストレートとチェンジアップ、スライダーのコンビネーションがさえ、四回まで1安打ピッチングでタイガース打線を無失点に封じます。
五回、先頭の坂本誠志郎にライト前ヒットで出塁されますが、木浪聖也はセカンドライナーで1死1塁・・・
村上頌樹の代打渡邉諒のサードゴロを小園海斗がファンブルし1死1塁2塁・・・
近本光司はフォークで空振り三振を奪い2死1塁2塁・・・
続く中野拓夢に1Sからの2球目スライダーを左中間へ運ぶツーベースヒットで1点返されます。
2死2塁3塁とピンチは続きましたが、森下翔太をレフトフライに打ち取り、ここは最少失点で切り抜けます。
その後六回に代打を送られ、結果5回79球4安打3三振2四球1失点でしたが、小園のエラーがあったため自責点は0となりました（ナイスピッチング！）
森談「チームがいい形で来ているので戦力になろうとマウンドにあがりました。強気で攻めていったのがいい方向に向いてよかったです。ピンチも最少失点でしのげたのと、野手の皆さんがすごい早めに点を取ってくれて勢いがつきました」
長打抜きで6得点
涼しいドーム球場で体が良く動くのか打ちに打って16安打。
初回こそ三者凡退に打ち取られますが・・・
二回、坂倉将吾のライト前ヒットと矢野雅哉のセンター前ヒットで2死1塁2塁とし、林晃汰のサードゴロを佐藤輝明が1塁へ悪送球で、セカンドランナーの坂倉が生還し1点先制します。
三回、秋山翔吾のライト前ヒット、野間峻祥センター前ヒット、小園が送って、末包昇大のショートゴロの間に1点追加、さらに坂倉のバウンドの高いピッチャーゴロを村上で弾いてタイムリー内野安打となります。
四回、四球で出塁した矢野を森が送り秋山がレフト前へタイムリーヒット。
と、ここまでで村上に6安打を浴びせ4得点と完全に攻略し、森を援護します。もはや、村上は難敵ではなくなりましたね。
六回、代わった伊藤将司から、得点には至りませんでしたが、坂倉センター前ヒット、矢野センター前ヒット、林内野安打と三つの単打。
七回、秋山レフト前ヒット、野間が送って、小園がレフト前タイムリーヒット、坂倉がライト前ヒット。
八回、代わった漆原大晟から矢野がセンター前ヒット、野間がセンター前へタイムリーヒット。
九回、代わった富田蓮から坂倉がセンター前ヒットと・・・
ここまで実に15安打が全てシングルヒットと長打が出ていませんでした。
別に文句があるわけでもなんでもありませんが、なかなか珍しい事ですよね。
ホームランが無くとも、長打が無くとも得点して勝っていく今季のカープ野球を象徴する試合となりました。
ちなみに最後の16安打目に菊池がレフト線へ2ベースヒットを放ちましたが、残念得点にはなりませんでした。
それにしても坂倉は完全復活を印象付ける5打数5安打（プロ入り初）、秋山と矢野が猛打賞、野間もマルチ（10試合連続安打）は、ワクワクさせてくれましたね。
矢野のスーパープレー
八回、代わったコルニエルがこの日は今ひとつでしたね。
1死から中野拓夢に四球を与えると森下翔太に左中間を破られるタイムリー2ベース・・・佐藤にレフト前ヒットと続かれ、大山悠輔のセカンドゴロ併殺崩れの間に1点追加で6-3と2点差に詰め寄られます。
さらに2死1塁で代打原口文仁に三遊間を破られそうなゴロを打たれますが、ここで矢野が何とか追いつき逆シングルでキャッチすると、難しい体勢から強肩を活かしノーバウンド送球で1塁アウト！
これは、驚愕のプレーでしたね。まさか間に合うとは・・・（ナイス！スーパープレー！）
最後はセーブシチュエーションとなったため、栗林良吏が三者凡退に抑えゲームセット。
栗林は両リーグトップの32セーブ目となりました（ナイスピッチング！）
八回は、少しバタバタしましたが、それでも終盤での3点差は安心して観ていられました。
投打がガッチリ噛み合ったナイスゲームでしたね。
首位もがっちりキープし、2位巨人と2ゲーム差となりました。
この調子で連勝していってもらいたいです。
次は、天敵大竹耕太郎と我らが森下暢仁のマッチアップ。楽しみですね。
打線には、この日の試合のように森下をしっかりと援護してもらいたいです。
森下も援護してくれ！がんばれカープ！！
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