鬼門と言いたくはない神宮球場 岡本駿プロ初先発7回零封からまさかのサヨナラ負け ビジター球場とは?

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神宮でサヨナラ負け

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岡本よう投げたのに 森浦が崩れた神宮の夜がほんまにつらすぎる

あと1人が遠かった。たった1人がどうしても遠かった。4月2日神宮球場の9回裏2アウトまでこぎつけたカープの1点リードが砂のように崩れ落ちていった。

開幕3連勝で気分よう広島を出たはずが、神宮に来てからどうにもいけん。3月31日は8-3で叩かれ、翌日は雨で流れた。

きのうの雨が嘘みたいに晴れた東京の空を見て、「流れが変わるかもしれん」とちょっと思うたんよ。
先発は岡本駿。2年目プロ初先発。期待するなというほうが無理じゃろう。

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岡本駿 初先発で見せた7回零封の説得力

その岡本が、ほんまに見事じゃった。

初回いきなり長岡にライト線の二塁打。2アウト三塁まで攻め込まれて、マツダスタジアムのテレビの前でわしは目をつぶった。けど増田をレフトフライに仕留めて、スッと初回を切り抜ける。2回もノーアウトから走者を背負いながら零封。

3回以降はギアが変わった。最速150キロの直球にツーシームを織り交ぜ、打たせて取るピッチングがはまりだす。開幕から絶好調のヤクルト打線に的を絞らせんかった。7回101球、被安打3、奪三振4、四球なし。リリーフで41試合を投げた昨年の経験がそのまま背骨になっとるような、落ち着いた投球じゃった。

相手の奥川もようやっとった。5回2アウトまで完全投球を許して、カープ打線は息をしとらんかった。

動いたのは6回。先頭の坂倉がライト線に二塁打を放ち、ようやく空気が揺れる。モンテロのセンターフライで三塁進塁、岡本はセカンドゴロで2アウト。ここで今季初スタメンの大盛が打席に立った。ドラ1の平川が右肩を痛めて登録抹消、その穴を埋める形での出場。背景を全部背負うてのライト前タイムリーは、ほんとうに値打ちのある1点じゃった。

テレビの前で声が出た。岡本がコツコツ積み上げた零封の時間に、やっと色がついた瞬間。

あと1人の壁 9回に崩れた守護神森浦

8回はハーンが無失点で切り抜けて、1-0のまま9回裏へ。マウンドには守護神の森浦。開幕カードの中日戦できっちりセーブを決めとった左腕じゃけえ、信じて見とった。

鈴木叶をファーストゴロに打ち取って1アウト。ここまではええ。

そこからオスナにレフト前。代走赤羽が盗塁を決め、増田に四球。岩田のセカンドゴロで2アウトは取ったものの一三塁。さらに岩田が走って二盗成功、2アウト二三塁。広島ベンチがリクエストを出したが判定変わらず。

打席には伊藤琉偉。この日3打席ノーヒット。森浦はチェンジアップで2ストライクを奪った。追い込んだ。あと1球で終わるはずじゃった。

5球目。外角低めのチェンジアップをとらえた打球がサード方向に飛ぶ。佐々木がダイビングしたがグラブをはじいて、ボールは三遊間を転々。三塁走者が還り、二塁の岩田も一気にホームを駆け抜けた。

2-1の逆転サヨナラ負け。

あの打球がグラブに収まっとったら、岡本にプロ初先発の白星がついとった。わしは画面の前で頭を抱えるしかなかったわ。森浦が試合後に「全然駄目だった」と短く吐いた言葉が余計にこたえる。

試合終了の直後、新井監督がベンチを飛び出した。二塁走者が三塁コーチャーと接触したように見えたと審判団に協議を求めたという。
リクエストではなくあくまで協議の申し入れ。結果は覆らんかったが最後まで食い下がる指揮官の姿に胸が詰まった。

「きょうは岡本が初先発だけど、よく頑張ったと思う。点を先にやらずにナイスピッチングだった」。新井監督は試合後、まず岡本の名前を出した。
「初先発ということで、100前後と決めていたので、あそこでスパっと代えました」とも。岡本への信頼が、言葉のはしばしからにじんどった。

これで神宮での連敗がまた伸びた。鬼門という言葉が頭をよぎる。じゃがきょうの負けはただ暗いだけの敗戦じゃないと思いたい。
岡本駿が先発として十分やれるという事実を神宮のマウンドに刻んだ夜でもある。大盛のタイムリーも光っとった。

3勝2敗の3位。まだシーズンは始まったばかりよ。

次の登板でこんどこそ岡本に白星をつけてやりたい。

そう願いながらおかわり缶ビールのプルタブを引いた。

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