2026年試合所感

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鬼門と言いたくはない神宮球場 岡本駿プロ初先発7回零封からまさかのサヨナラ負け ビジター球場とは?

岡本よう投げたのに 森浦が崩れた神宮の夜がほんまにつらすぎるあと1人が遠かった。たった1人がどうしても遠かった。4月2日神宮球場の9回裏2アウトまでこぎつけたカープの1点リードが砂のように崩れ落ちていった。開幕3連勝で気分よう広島を出たはずが、神宮に来てからどうにもいけん。3月31日は8-3で叩かれ、翌日は雨で流れた。きのうの雨が嘘みたいに晴れた東京の空を見て、「流れが変わるかもしれん」とちょっと思うたんよ。先発は岡本駿。2年目プロ初先発。期待するなというほうが無理じゃろう。岡本駿 初先発で見せた7回零封の説得力その岡本が、ほんまに見事じゃった。初回いきなり長岡にライト線の二塁打。2アウト三塁...
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雨の神宮球場 首位攻防戦で森下暢仁4回KO それでも坂倉の一撃が灯した火は消えんけえ

雨がずっと降っとった。3月31日、火曜の神宮球場。開幕3連勝同士の「全勝対決」いうて胸が高鳴っとったのに大粒の雨が試合開始を30分も押し戻して18時半にようやくプレイボール。三塁側スタンドからレフト方向にかけて真っ赤に染まった遠征組のカープファンが傘を差しながら声を張り上げとる姿を画面越しに見ながらわしは嫌な予感をどうにか振り払おうとしとった。結果は、ヤクルト 8-3 カープで負けた。開幕から積み上げた3つの白星の勢いが、雨に濡れた神宮の人工芝の上で、するりと足元から逃げていくような試合じゃった。観衆2万8284人。試合時間3時間29分。数字だけ見たらまあ完敗じゃ。認めるしかない。崩れた歯車 ...
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勝田のサヨナラ打 栗林のマダックス 打たんでも勝てるを示した3日間 カープ開幕3連勝に宿った底力

本塁打が0本でこんなにも胸が熱うなることがあるじゃろうか? 開幕3連戦を見終えた夜に残ったのはドカンと飛び出す白球の残像じゃなく1点をもぎ取る執念と1点を守り切る投手の気迫じゃった。3月27日から29日までのマツダスタジアム。相手は中日。開幕からいきなり、6-5、2-1、1-0と3試合続けて1点差ゲームじゃけえ、そりゃ気持ちも休まらん。しかも3連戦を通してカープにも中日にも本塁打は1本も出んかった。勝ったのに、どこか胸の奥がざわついた人は少なくないはずなんよ。打球が上がっても伸び切らん。フェンス前で失速するたびまたかと天を見たくなる。開幕の喜びの中に、いまのNPB全体に漂う「飛ばん空気」まで混...