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9月12日 対巨人22回戦は、先発の床田寛樹が三回に坂本隼人、岡本和真のタイムリーヒットなどで3点を失うと、カープ打線は巨人先発の戸郷翔征に対し得点を挙げるところまで攻めきれず、逆に九回、丸佳浩にツーランを浴び万事休す。5‐0で敗れました。
つらいですね・・・
この3連戦を3連勝してマジックを点灯させるはずだったのが、逆に3タテ食らうとは・・・
11日の完勝パターンをひっくり返された衝撃が、この日も尾を引いていたように感じました。
好投していた床田は、ちょっとした綻びから失点してしまい、打線は戸郷を相手に3度も好機をつくりながら、あと一本が出ないガチガチの状態でした。
試合を振り返ると
床田は一回、二回を三者凡退に抑える完璧な立ち上がりを見せますが・・・
三回でした。先頭の浅野翔吾にレフト線へツーベースヒットで出塁されると・・・
門脇誠のセーフティバントを床田がナイスフィールデングでキャッチしたまでは、良かったのですが、3塁へ投げようとし、小園海斗がベースに戻れていなかったため、急ぎ1塁へ投げたのが悪送球となり、1点先制されてしまいました。
非常にもったいないプレーでしたね。
ここからリズムを狂わされたか、戸郷送りバント、オコエ瑠偉三振とツーアウトを取りますが・・・
坂本に1・2塁間に強い当たりを打たれ、名手菊池涼介も追いつくのが精いっぱいグラブを弾かれ2点目を奪われます。
さらに吉川尚輝に死球を与え、岡本にセンター前タイムリーヒットを打たれ3点目を献上してしまいました。
床田は、四回五回は全く危なげなく、この三回が悔やまれましたね。
結局床田は、五回ウラに代打を送られ、5回76球4安打5三振2四球3失点で6敗目を喫しました。
次回は9勝目の時のようなナイスピッチングで今季初となる完封勝利をあげてもらいたいです。
20度目の完封負け
一方打線のほうは、戸郷に対して初回、二回、六回と3度得点圏にランナーを送りますが、あと一本が出ませんでした。
特に六回は矢野雅哉と小園のヒットを足掛かりに1死満塁の大チャンスをつくったのですが、堂林翔太も末包昇大もフォークに空振り三振に倒れてしまいました。
もともと、得点圏にランナーを置く度にタイムリーを打てる打線でもないし、相手が好投手となると、そうそうチャンスも訪れないのに、この1死満塁というのは、戸郷相手なら本当に滅多にないチャンスだった・・・
ヒットは打てなくとも、せめて外野フライで1点でも返しておけば、違った展開になっていたかも・・・
まあ、結果論でたられば言っても仕方ないですけど。
八回の攻撃も惜しかった。
バルドナードに対し2死から坂倉奨吾がレフト前ヒット、堂林がフルカウントから四球でつないで1塁2塁とし、このチャンスに打席には末包で一発出れば同点という場面だったのですが・・・
ここで阿部監督は、大勢をリリーフさせました。このカード1試合目も2試合目も登板させなくて済んでいたし、次の日は休みという事もあって回跨ぎでの思い切った采配でした。
結果、期待された末包は2B2Sからの7球目低めのフォークになんとか当てるだけのピッチャーゴロでスリーアウトチェンジ(大きなため息・・・)
九回もそのまま大勢がマウンドへ上がり、なんの抵抗もできず三者凡退でゲームセット。
マツダスタジアムの巨人戦の同一カード3連敗は2020年7月以来、4年ぶり。
そして23度の無得点試合は、なんと1962年以来62年ぶりとなるそうです。
優勝へ向け首位を奪還するはずだったマツダでの3連戦は、真逆の3連敗で4ゲーム差に開いてしまいました。
しかし、それでも新井監督は「チャンスはまだまだあるので、また明日に向かっていきたいと思います」と前向きです。
これを虚しい負け犬の遠吠えと思ってはいけません。そう思ったら終わりです。
そうです。まだ終わっていません。可能性はまだまだあるのです。
可能性がある限りは、最後まで全力応援あるのみです。
明日は絶対勝ちましょう!
まだ諦めないぞ!がんばれカープ!!
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