苦労人 大盛の活躍で勝利したかったんじゃけど・・・残念!

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大盛同点タイムリー

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6月12日(木)マリーンズ 5 – 4 カープ

今日のロッテ戦はほんまに惜しい試合じゃった。わしは自宅でTV観戦しとったんじゃけど、初回から池田に先制ソロをぶち込まれた時には「ああ、今日もアドゥワはダメなんか」って思ってしもうた。

正直、ロッテがパ・リーグ最下位じゃけぇ「楽勝じゃろ」って油断しとった自分がおるんよ。でも、それがアカンかったね。

プロ野球はそんな甘いもんじゃないって改めて思い知らされた試合じゃったわ。先発のアドゥワは前回のオリックス戦もパッとしとらんかったし、今回も初回からホームラン打たれるなんて、見てて不安しかなかったわ。

でもね、そのあと即追いついたのは良かったわ。二回1死1塁2塁の大盛の打席で、種市の5球目がワンバウンド…。キャッチャー寺地が球をこぼしとる間に、すかさず3塁へ走った小園。これが良かった。

小園が3塁に行っとったおかげで、大盛の併殺崩れの1塁ゴロが同点打になったんじゃけぇね。ほんま小園のナイス判断よ。

その後、四回にソトに2ランと友杉の犠牲フライで、3点ビハインドになってしもうたけど、うちのカープはそこからが凄かったわ。

六回はファビアンのヒット、小園のツーベースでチャンス作って、坂倉がフォアボールで満塁。種市の暴投で1点返して、なおも2アウト2、3塁から大盛よ!

あの浮いた変化球をライナーでセンターに弾き返した瞬間、鳥肌が止まらんかったわ! 苦労人のまさに起死回生の一打じゃった。

今季初スタメンで3打点、しかも同点打まで打つなんて、こんな活躍をした大盛のためにこの試合は勝って欲しかったのう。勝ってヒロインが見たかったのう。

大盛が打った時、ほんま嬉しかった。なんせ育成出身の苦労人じゃけぇのう。大盛みたいな若い選手が、こうやってチャンスをものにして輝く姿を見ると、なんか胸が熱くなるもんがあるわい。

新井監督の采配もズバリ当たっとるし、若手を思い切って使う姿勢は、わしらが応援しとるカープそのものじゃと思うよ。

今日の試合、たしかに秋山の後逸からの決勝点は痛かったけど、あれはもう不運としか言いようがないわ。照明が目に入ったんかも知れんけど、できりゃあ体で止めて欲しかった。でもしょうがないか。

それより、その後のピッチャーライナーを森浦がキャッチできとりゃ勝ち越しは防げとったかもしれん。言うて野球にたらればは禁物じゃけぇ、これ以上言うちゃあいけんわ。

わしらカープファンは、これまで何度も何度も悔しい思いをしてきた。優勝目前で涙を飲んだこともあるし、情けない試合に腹を立てたことも数え切れんほどあるわ。

でもね、それでもカープを応援し続けるのは、選手たちが必死にプレーする姿、そして、いつか必ず日本一になってくれるって信じとるからじゃけぇね。

今回の負け越しは正直悔しいけど、大盛のような新しいヒーローが生まれるきっかけになったと思えば、決して無駄じゃないと思うんよ。

これからのカープは、大盛だけでなく、若手みんながどんどん成長して、ベテランと融合して、最強のチームになっていくじゃろう。

わしは年間10試合くらいはマツダスタジアムで応援しとるんじゃけど、あの球場の雰囲気はほんまに格別じゃ。

みんなで声を枯らして応援して、選手たちのプレーに一喜一憂する。あの一体感が、カープを強くしとるんじゃと思うわ。

わしは、これからも全力で応援していくけえ、みんなも一緒に声援を送り続けようや。この若鯉たちが、必ずや新しいカープの歴史を創ってくれるじゃろうし、その瞬間をこの目で見届けたいんじゃ。

さあ、明日からは北海道遠征じゃ!がんばれカープ!!

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