大敗もなんのその 若鯉が魅せる輝きは未来への布石じゃけえ!

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ドミンゲス6失点

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6月19日(木)カープ 2 – 16 ホークス

ああ、今日のソフトバンク戦は、まあ、いいようにやられたわ。2対16の大敗じゃと?今季初の2桁失点どころか、まさか16点も取られるとは夢にも思わんかったわい。

マツダスタジアムのスタンドで真っ赤に染まったファンたちも、まさかこんな結果になるとは思わんかったじゃろう。

わしはでラジオをずっと聞きよったんじゃけど、もう途中からため息しか出んかったよ。貯金も消滅して勝率5割に戻ってしもうた。

けど、まあまあ、こんな日もあるわい。長いペナントレースじゃけえ、いちいち一喜一憂しとったら身が持たんわ。

しかしよ、先発のドミンゲスは初回からまさかの4失点、トータル6失点じゃろ。奥さんの出産で一時帰国しとったとはいえ、ちょっと立ち上がりが悪すぎたわなあ。

まあ、彼も人間じゃけえ、そういうこともあるんじゃろうけど、あの栗原のタイムリーツーベースからの嶺井の2ランは、わしも思わず頭抱えてしもうたわ。

益田も七回栗原に3ラン食らってしもうたし、挙げ句の果てに長谷部と岡本が九回に6失点じゃろ。投手陣総崩れ、完全に崩壊させられてしもうたわ。

ピッチャー陣の踏ん張りがきかんかったのは痛いけど、これもまた経験じゃけえ、次に繋げてくれるはずじゃと思っとるよ。

でもね、そんな中でも光るもんがあったじゃろ。わしが一番痺れたんは、やっぱり中村奨成の2号2ランじゃ!

五回のあの場面は、せっかく先頭の末包が2ベースヒットでチャンスをつくったのに菊池も矢野も内野ゴロでツーアウト。

ドミンゲスの代打で出てきた中村奨も2球で追い込まれ、空振り三振か内野ゴロに打ち取られるんじゃろうと思うとったら、

なんとフルカウントからのフォークに強振した打球はレフトスタンドギリギリに飛び込む2ランホームランとなったわ。スタンドも大盛り上がりじゃったのう。

あいつが「なんとか繋いでいこうと思っていった結果ホームランになりました」言うとったけど、あの言葉は謙遜じゃろ。

きっと「ここでわしが決めてやるんじゃ!」って気持ちで打席に立っとったはずじゃわ。せっかく今季はスタメン起用が増えとったのに、ちょっと調子を落としとる間に最近は大盛に取って代わられとるけぇのう。

外野の争いは熾烈じゃわ。あの秋山だって、このまま黙っとらんじゃろうし、野間もスタメンで出たいはずじゃ。

そしてファームからは活きの良い若鯉が、虎視眈々と1軍の外野を狙っとるじゃろうし。中村奨もいつまでも1軍に居られんかもしれん。

そういう状況での今日の一発は、なんとか踏みとどまった感があるわ。また次に代打でチャンスがあれば、結果を出し続けていかんとね。

それが、チームにとっては、全体のチーム力アップに繋がるんじゃろう。そして、ソフトバンクのように主力がケガなどで戦列を離れても、今日みたいにガンガン打ち勝つ野球ができるんじゃろう。

今回の惨敗は悔しいけど、これもチームが強くなるための試練じゃけえ。若い選手たちにとっては、この悔しさがきっと大きな糧になるはずじゃ。

それにしても、マツダスタジアムの赤い応援はいつもどんな時でも熱いのう。今日も、あんなに点差が開いてしもうたのに最後の最後まで声援を送り続けるんじゃけぇ、頭が下がる思いじゃわ。

あの応援が選手たちの背中を押しとると思うし、あの熱気が相手チームになんらかの影響を与えとると思うと、わしも応援に力がはいるんよ。

今日は現地へ行かれんかったんじゃけど、勝ってもらえるよう熱い応援をしに、また行かにゃあイケンわ。

そして交流戦も残すところあと3試合。明日から楽天戦じゃ。最後は勝ち越し、いや3連勝で締めくくってセ・リーグへ戻ろうや。

交流戦最後は3連勝で締めくくろう!がんばれカープ!!

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