菊池涼介 300二塁打達成の日に劇的逆転サヨナラ3ラン!

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菊池サヨナラHR

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8月14日 対DeNA19回戦は、四回に2点勝ち越されると、3度のチャンスを併殺でつぶし八回まで劣勢を強いられましたが、最終回に菊池による起死回生の逆転サヨナラ3ランが飛び出し4-3で勝利しました。

いやー、最高でした。試合が終わって2時間程度経過しているのに、いまだ興奮冷めやらぬ感じです。

それでも興奮したまま試合を振り返りますと・・・

まず、カープ先発は自身最多タイの11勝目を狙う床田寛樹でしたが、調子が今ひとつだったようで・・・

初回、先頭の梶原昂希と2番 桑原将志にいきなり連打を食らいます・・・

3番 佐野恵太はレフトフライに打ち取りますが、4番 オースティンにはストライクが入らず四球で歩かせてしまい・・・

5番 牧秀悟に141キロのカットボールをレフト前ヒットで1点先制され・・・

なおも1死満塁とピンチが続きましたが、ここは山本祐大を137キロのカットボールでショートゴロ併殺に打ち取り、スリーアウトチェンジ。

二回、三回も先頭打者にヒットで出塁されながら、なんとか無失点で凌いでいましたが、四回は捉まってしまいます。

先頭の牧を三振に取ったあと山本祐大にレフト線2ベースヒットを打たれ・・・

京田陽太を3球で追い込みますがファールで粘られ10球目に四球を選ばれ・・・

林琢真にライト線2ベースヒットで2点目を奪われ、ランナーは2塁3塁・・・

さらにピッチャージャクソンにもレフト前ヒットを打たれ3点目を献上します。

結局、床田は五回ウラの攻撃で代打を送られ、5回88球8安打5三振2四球3失点で降板となり、
よって続いていた連続クオリティスタートも18で途切れることとなりました。

7月31日に10勝目を挙げてから2試合連続で勝てなかった床田。次は頑張ってもらいたいです。

一方打線は、二回こそ小園海斗ライト前ヒットと中村奨成のセンター前ヒット(3試合連続ヒット!ナイスバッティング!)に相手のエラーが絡み同点としますが・・・

その後はベイスターズ先発ジャクソンの150キロ直球とナックルカーブに手こずり六回までヒット2本に抑えられ得点できません。

七回にジャクソンから代わった山崎康晃に対し、先頭の坂倉将吾がライト前ヒットで出塁しますが、続く中村奨はセカンドゴロ併殺でチャンスを潰し・・・

直後、無死走者なしから菊池涼介が左中間へツーベースヒットを放つというちぐはぐな攻めとなります。

これが記念すべき菊池の300二塁打となったのですが、中村奨に送らせておけば1点返せてたのにと、モヤモヤした感じになってしまいました。

でも仕方ないですね。ここまでの3試合での中村奨のバッティングを見ていると、期待してしまいますもんね。併殺は結果論です。

その後、山﨑から伊勢大夢にスイッチされ堂林翔太は凡退し結局得点できませんでした。

八回はウェンデルケンがマウンドに上がり、1死から秋山翔吾がセンター前ヒットで出塁し、末包昇大は肩に死球を受け、1死1塁2塁のチャンスをつくりますが、野間峻祥セカンドゴロ併殺でスリーアウトチェンジ。

いよいよ敗戦濃厚になってきましたが、九回にドラマが待っていました。

「特別な日」に感謝のサヨナラアーチ

最終回は、ウェンデルケンから森原康平に代わりますが、先頭の小園海斗が初球を捉えレフト線2ベースで出塁すると・・・

次打者は坂倉・・・「好調の坂倉に一発浴びると同点にされてしまう」というプレッシャーからかストレートの四球となり無死1塁2塁・・・

ここでバッターは中村奨・・・3試合連続でヒットを打ってはいますが、先ほどの打席では併殺打・・・一発出ればサヨナラだけど、さすがにこの場面は送りだろうと思っていましたが・・・

新井監督は強行させましたね。

しかし2球目のフォークをバットの先で拾った打球はレフトフライとなり、球場は大きなため息。

野球の神様は、厳しいですね。そう簡単にヒーローにさせてくれませんでした。

期待の中村奨は倒れても、なお1死1塁2塁・・・次打者は先ほど2ベースの菊池。

なんとかタイムリーで1点づつでも繋いでくれ、できれば長打で同点にしてくれと願っていると・・・

5球目のストレートフルスイングした打球は大きな放物線を描いてレフトスタンド上段へ・・・

見事な逆転サヨナラスリーランとなりました。

選手も監督もコーチもみんなグラウンドに出てきて菊池を迎え、スタンドは狂喜乱舞、おそらくTV桟敷の各家庭も大騒ぎとなりました。

菊池談「感無量です。うまくバットに当たってくれればいいなと思って打席に入ってました。うまく乗せられたかなという感覚はあったんですが、入ってくれてよかったです。(ピースナイターという)特別な日にこういう形で終われてよかったです。平和を噛みしめながら。僕の思いだけでなく、みなさんの思いも乗ったんじゃないかなと思います」

とても良いヒーローインタビューでしたね。

菊池には結構、大事な場面で助けてもらっていますよね。6月29日もそうでした。

というわけで、真夏の9連戦の最後を劇的な勝利で飾りました。

こういう劇的なというか奇跡的なという勝利は、チームを勢いづかせますよね。

優勝するチームによくある現象です。3連覇のときもそうでした。

このまま突っ走りましょう。優勝目指して!

イケるぞ優勝!がんばれカープ!!

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