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8月23日 対阪神20回戦は、先発の玉村昇悟が初回、四回、五回と小刻みに失点し、打線は前回対戦で1025日ぶりの勝利を献上した髙橋遥人に、またしても抑え込まれ1‐3で敗れました。
先発の玉村は、前回登板まで2試合連続の完投勝ちで絶好調。
この日は初完封をキメて欲しいなと思っていましたが・・・
初回2死を取ってから森下翔太、佐藤輝明に連続3ベースヒットを打たれ、いきなり1点を奪われます。
四回は先頭の小野寺暖にチーム3本目となる3ベースヒットを打たれ、1死後、木浪聖也のセカンドゴロの間に2点目を失います。
そして五回、2死2塁から佐藤に右中間へタイムリー2ベースを打たれ3点目を献上。
結局、玉村は6回103球7安打4三振2四死球3失点で降板し4敗目を喫することとなりました。
負けはしましたが、一応クオリティスタートですし、次回の登板ではぜひ、また完封を目指してもらいたいですね。
2戦連続4安打に抑えられる
タイガース先発の髙橋に対し前回の8月11日は、5イニングで散発4安打しか打てず三振7個食らい得点することが出来ませんでした。
この日はリベンジを期して臨んだはずでしたが、6イニングでたったの2安打に三振7個と、前回よりひどい目に合ってるじゃないか~。
前回対戦で得たデータ等が生かされてないのか、それとも髙橋が前回より進化したのか、どちらにしても、この段階までとても勝てる気がしませんでした・・・
しかし、前夜の巨人戦も途中まで似たようなものだった・・・また終盤に逆転のドラマがあるかも、と思い直して見ていましたら・・・
3点を追う七回、先頭の小園海斗がピッチャー横を抜けそうな強いゴロを髙橋が弾いて内野安打となりました。
これはラッキーでした。ショート木浪がチャージしてきていたので、髙橋が触らなければショートゴロアウトになっていたところでした。
そして続く末包昇大は3球目144キロのストレートを無理に引っ張らず1・2塁間を抜く渋いヒットで繋ぎ無死1塁2塁・・・
さらに坂倉将吾のファーストゴロを大山悠輔が弾いてエラー・・・
無死満塁の大チャンスが訪れました。逆転へ向け球場のボルテージは最高潮に・・・
バッター菊池涼介というところで、岡田監督はピッチャーを石井大智に交代させます。
そして2球目でした・・・150キロのストレートを振り抜くとレフト方向への大飛球となり、まさかの大逆転満塁ホームランかと思わせましたが、高く上がり過ぎたか、スタンドには届かずフェンス手前で島田海吏のグラブの中へ・・・
タッチアップで小園が生還し1点を返します。
なおも1アウト1塁2塁とチャンスは続いたのですが、矢野雅哉、石原貴規ともに空振り三振に仕留められ、結局1点止まりで追加点はなりませんでした。
九回2死ランナー無しから粘る
八回はゲラに軽く捻られ三者凡退・・・
九回も岩崎優に小園ライトフライ、末包がショートゴロに打ち取られ、ツーアウト。
まさに「あと、ひとり」状態になって、このまま無抵抗で終わりか~と諦めかけたところで坂倉将吾がフルカウントから意地のセンター前ヒットで出塁しました。
さらに菊池がチェンジアップとスライダーの2球で追い込まれますが、4球目カットボールを引っ張った打球は3塁線を破る鮮やかなツーベースヒットで2塁3塁に・・・
一打同点のチャンスにバッターは前日のヒーロー矢野ということで球場全体が大歓声に包まれます。
しかし結果は残念ながらレフトフライに倒れゲームセット。
それでも、最後まであきらめずに粘りを見せてくれました。
この粘りは、きっと次に繋がっていくのでしょう。
幸いに2位巨人が中日に負けたため、ゲーム差は2のまま。
このカードをあと2試合勝ちきってゲーム差を広げていきたいですね。
2戦目は大瀬良大地。
17日の前回登板では、ヤクルト相手に6失点の大炎上でしたが、今回は修正してきっとやってくれるはず。
疲労もたまっていることでしょうが、みんなで応援して頑張ってもらいましょう。
がんばれ大瀬良!がんばれカープ!!
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