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6月6日（金）カープ 3 – 2 ライオンズ
いやあ、今日の西武戦は、ほんま痺れたねえ。ノーヒットで勝ち越した八回の羽月のあの神走塁に拍手喝采！大興奮じゃったわ。
同点の八回、坂倉が四球で出て、代走に羽月を送った新井監督。延長を考えたら坂倉を下げるのは得策じゃないが、勝負に出て大正解じゃったね。
リリーフのウィンゲンターの隙を突いて初球に二盗じゃろ。もうね、あれは完璧じゃったわ。相手バッテリーが呆然としとったじゃろ。
そして、もっと驚いたんは、直後の2球目に三盗よ。あれはもう度胸以外の何物でもないわ。まさに「年に1回できるかできないかの走塁」って、羽月が言うとったけど、ほんまその通りよ。
その後2アウトから佐々木が初球を空振りすると、炭谷はまさかのパスボールで羽月がホームを駆け抜けたんじゃけど、あれは間違いなく羽月の足がもぎ取った1点じゃけんね。
あの執念の走塁は、チームの連敗を止めるだけじゃのうて、借金生活を回避する大きな1勝になったと思うんよ。
森下も八回まで125球の熱投で2失点、やっとこさじゃったけど見事4勝目じゃし、ハーンが九回を三者連続三振、これまた神っとったわ。これでハーン3セーブ目よ。頼もしいわ。
でもね、冷静に振り返ると、二回の小園のエラーからの失点と、四回の平沼への四球からの失点は、ちょっと情けなかったよなあ。
特に小園のファンブルは、「なんでや！」ってみんな叫んだことじゃろう。あれで先制点を与えてしまうなんて、ほんまにもったいなかったよね。
でも、こういう劣勢を跳ね返して勝ち切ったというのが、今後に生かされていくと思うんよね。
小園もエラーを取り返そうと得点に絡むヒットを含めマルチ安打を記録したし、不運の失点で負け投手にさせられんとナインが奮起したのが、勝利の女神を味方にしたんじゃろう。
四回、無死1塁2塁から末包の普通のショートゴロが球より先に折れたバットが源田を襲い、よけた源田の足元を抜けて、記録はタイムリーヒットになったんじゃけぇ。
新井監督も「いくら源田選手でもあれは捕れないと思います。なかなか見ることのできないタイムリーヒット」って言うとったけど、あれはまさに執念じゃ。
どんな形でも点をもぎ取ろうという気持ちが、チーム全体に漲っとるんじゃろうね。
明日は床田と今井の投手戦になると言われとるけど、また今日のような執念で運を呼び込み、連勝といこうや。
執念で運を呼び込め！がんばれカープ！！
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