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8月1日 対DeNA16回戦は、大瀬良大地の粘り強いピッチングと、連夜の活躍を見せる菊池の勝ち越しタイムリーヒットにより前夜と同じスコア2-1で勝利しました。
ベイスターズ先発はルーキーながら、ここまで3勝を挙げている石田裕太郎。
初モノに弱いとされる打線は、一回二回は沈黙しますが、三回に優勝を狙うチームの戦い方を見せてやりました。
まず、1死から8番會澤翼がレフト前ヒットで出塁すると、9番大瀬良はバント失敗に終わりますが、秋山翔吾がセンター前へクリーンヒット、続く野間峻祥もしぶとく1・2塁間を抜けるヒットで2死満塁となり・・・
後半戦3度目となる3番起用の中村貴浩は2B2Sからの5球目シンカーを打つもショートゴロとなり、普通にスリーアウトチェンジと思ったら・・・
ショート森敬斗が少しもたつきセカンドへトスし、野手全員ベンチへ帰りかけますが、野間のスライディングが一瞬早く、判定はセーフ！この間に当然、會澤はホームを駆け抜けています。
これにはDeNAからリクエストが入りますが、判定は覆らず1点先制となりました。
野間の全力疾走が生んだこの得点シーンは、今季のカープを象徴する攻撃でしたね。
ホームランは無くても、タイムリーヒットでなくても、凡打でも得点し、その少ない得点を投手力と守備力で守り勝っていくという。
まさに広島野球。ナイスランでした。
そして、試合は6回に1点返され1‐1の振り出しに戻されますが、八回でした・・・
DeNAピッチャーは4番手中川虎大から先頭の野間がセンター前ヒットで出塁すると、中村の代打上本崇司がきっちりと送りバントを決め、1死2塁。
4番小園海斗は申告敬遠となり、続く坂倉将吾に期待が高まりましたが、ここは敢え無く三振に倒れ1塁2塁のままツーアウトとなりチャンスが萎みかけたところで・・・
このカード2戦連続タイムリーを放った菊池涼介がやってくれました！
2B1Sからの4球目抜けたフォークを振り抜いた打球は詰まりながらもサードの頭上を越えてヒットとなり、2塁から野間が生還し勝ち越しタイムリーとなりました（ナイスバッティング！）
菊池談「本当にいいロブショットでいいところに落ちてくれた。気持ちも乗っかったのかな。なかなか前半戦は僕も含めて、点が取れない中でピッチャーに助けてもらった部分がすごくある。連日暑いし、打者陣で引っ張っていけるようにしたい」
防御率0点台はキープ
先発の大瀬良は何度か得点圏にランナーを背負いますが、要所を締めるピッチングで7回を1失点で切り抜けたため、防御率は0.85と試合開始前の0.82から少しだけ悪化しましたが0点台はキープとなりました。
まず初回、2死満塁では山本祐大を1Bから2球目シュートでファーストファールフライに仕留め・・・
四回の2死満塁は石田から空振り三振を奪いました。
六回は1死2塁3塁でフォードに同点打を浴びますが・・・京田陽太はファーストゴロで、3塁走者宮﨑敏郎を3本間に挟みタッチアウト、松尾汐恩もファーストファールフライに打ち取り追加点を許しませんでした。
大瀬良談「悪い球もありましたが、最低限の仕事ができたと思います。コースと高さのどちらかは間違えなかったから最少失点でいけました」
残念ながら大瀬良に勝ちは付きませんでしたが、7回108球7安打5三振4四死球1失点のナイスピッチングでしたね。
そして八回を島内颯太郎が度会隆輝を空振り三振、山本をセカンドフライ、フォードには四球を与えますが、京田をファーストゴロに打ち取り、全く危なげないピッチングで7勝目を掴みました（やっぱり八回はこの人ですね）
九回は栗林良吏が、ヒットと四球で2死1塁2塁のピンチを招きますが、最後はこのカード初戦の九回にスリーランを打った牧秀悟をファーストファールフライに仕留めゲームセット（今回は坂倉がしっかりキャッチしてくれました）
というわけで、このカードを3連勝とし首位巨人が阪神に3連敗したため、勝率.547の.003でで1位となりました。
しかしゲーム差0.5の中に広島、巨人、阪神と大混戦になっています。
8月2日からは3勝9敗1分けの中日との3連戦です。
ここは何としても勝ち越していかなければなりません。
投手陣は良いとして、野手陣にしっかりとドラゴンズ投手陣を打ち込んでもらいましょう。
そしてしっかりと首位をキープしていきましょう。
頼むぞ野手陣！がんばれカープ！！
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