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5月8日対阪神7回戦は、3-1と勝利し5割復帰3位浮上となりました。(ナイスゲーム!)
甲子園は昨季2勝9敗1分けと大の苦手球場としていましたが今季はこの試合で早くも4勝目。前日の村上頌樹に続き大竹耕太郎との投手戦を制し言う事なしです。
前日の完封試合も見ごたえがありましたが、この試合もたくさん見せ場がありましたね。
7回表にスコア1-1の同点で2死3塁という勝ち越しチャンスの大事な局面で、大瀬良をそのまま打席に向かわせ球場はどよめきました。
6回までで95球を投げていた大瀬良ですし、セオリーなら代打松山の場面と誰もが思ったでしょう。しかし・・・
結果は三球三振に終わり得点できませんでしたが、意気に感じた大瀬良は、そのウラ森下翔太・坂本誠志郎・木浪聖也を三者凡退に打ち取ります。
そんな大瀬良に勝ちをとチーム全員が奮い立ち8回の勝ち越し劇へと繋っていったわけです。
大瀬良談・・・「代打を出され終わりと思っていたので嬉しかった。まだまだ長いイニングを投げたいと思ってマウンドに立っている」
新井監督談・・・「1死3塁とかなら代打を出していた。ビッグチャンス以外は大地でいくと決めていた」
結局、大瀬良は7回106球4安打4三振2四球1失点、今季5度目の登板でようやく1勝目を挙げ、おまけに6回佐藤輝明から史上157人目となる1,000奪三振を記録しました。(おめでとうございます)
打ってよし、守ってよし、見どころ満載
3回今季3試合目のスタメンとなった中村健人がチームが苦手とする大竹に対しフルカウントからの6球目チェンジアップを見事に捉えレフトスタンドへ叩き込む先制アーチを放ちました。
中村健は昨季1軍出場がなかった苦労人でプロ入り通算4本目(良かっですね!ナイスホームラン!)
中村健談・・・「追い込まれていたのでコンパクトに打ちにいきました。高く浮いたところをがむしゃらに付いていったら最高の結果になりました」
3回ウラ、近本光司、中野拓夢の連打で同点に追いつかれ、なおも無死一塁の場面で菊池涼介のビッグプレイが出ました。
ノイジーが放った三塁線の打球を小園海斗が逆シングルで捕球し二塁へ送球。(小園も上手かった!)
ボールを受けた菊池は中野のスライディングをかわしながら、前へダイブするような形で一塁へ送球し併殺を完成させ阪神の反撃を断ちました。(まさに忍者、菊池にしかできないスーパープレイでしたね!)
8回2死2塁の場面は、二俣翔一が7球粘って四球をもぎとり菊池がバントでつくった好機。そこで前日に続き4番に入った小園がやってくれました。
ゲラの投じた3球目のスライダーを捉えライト前へ勝ち越しとなるタイムリーヒット。(本当にチャンスに強い!しばらく4番でお願いします)
続く打者は、この試合が今季初スタメンとなり4回にレフト線へ2ベースヒットと早速結果を出した末包昇大。
ゲラの3球目は155キロのツーシームにバットを折られながらレフト前へ力で運び2点差に広げるタイムリーヒット。(昇格いきなり2安打1打点!ナイスバッティング!)
八回ウラは、セットアッパー島内颯太郎が先頭糸原健斗をストレートの四球で歩かせるも後続を3人できっちり打ち取り無失点。
9回ウラは、クローザー栗林良吏が2死から森下翔太に四球を与えるも最後は代打前川右京を2球で2ゴロに打ち取りゲームセット。
結果、阪神打線を散発4安打1失点に抑えた投手陣と2死からでもしっかり得点した野手陣の投打が上手く噛み合ったナイスゲームでしたね。
この試合で中村健や末包など上がってきた選手が即活躍しチームが活性化されたと思います。
堂林翔太、坂倉将吾らの不調が気になるところですが、先はまだまだ長いわけですし調子の悪い者はどんどん落とし調子の良い者を即上げ、それが競争に繋がり相乗効果で結果チームが強くなっていけば良いですね。
チームは家族だが常に競争だ!みんな負けるな!がんばれカープ!!