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5月24日対DeNA9回戦は、9回まで互いに決定打を欠いていたロースコアゲームが延長に入り嘘のようにホームランがポンポン飛び出して、5-2と勝利しました。
先発の大瀬良大地は援護のない中、我慢強くよく投げてくれました。
7回と1/3を今季最多の112球を投げ4安打5三振4四球1失点と好投しましたが残念ながら勝ちは付きませんでした。
相手先発の東克樹に対して8回まで7安打を浴びせ、再三のチャンスにあと一本がなかなか出ないいつもの展開にヤキモキしましたね。
3回は會澤翼、秋山翔吾のヒットで2死1塁3塁の好機をつくるも、矢野雅哉が遊ゴロに倒れます。
4回は小園、末包の連打で1死2塁3塁の絶好のチャンスに、坂倉将吾、宇草孔基が空振り三振。
6回もツーアウトからまたも小園と末包の連打で1塁3塁とするも、坂倉が遊ゴロ。
しかし、8回はついにこの男がやってくれました。
先頭の秋山がセンター前ヒットで出塁すると矢野が初球で送りバントを決め、菊池涼介はショートゴロに倒れますが秋山を3塁へ進めると・・・
小園の1・2塁間を抜けるかという当たりをオースティンが好捕しベースカバーの東へ素早く送球しますが、ヘッドスライディングの小園のほうが一瞬早くセーフとなり同点(全力疾走の賜物ナイスラン!)
さらに末包もライト前ヒットで続き2死1・3塁と逆転の好機をつくりますが、坂倉は1ゴロ、この日の坂倉はチャンスの場面でことごとくブレーキでした。
10回に訪れたホームラン祭り
いつもどおりに頼りになるリリーフ陣・・・
同点止まりとなった8回ウラに1死2塁3塁の一打勝ち越しされるピンチもありましたが、塹江敦哉、森浦大輔で切り抜けます。
9回も島内颯太郎がわずか9球で片づけるナイスピッチング。
そして10回表の攻撃は伊勢大夢の前に5球で簡単にツーアウトをとられてしまいますが、ここからでした・・・
シン4番の小園が低めのストレートを振りぬいた打球はライトスタンド最前列へ飛び込む今季1号の勝ち越しソロホームラン!(やった!ここぞの小園!ありがとう!)
小園談・・・「ホームランはたまたまだと思っているので。今年初めて打てたので良かったですね。狙って打てないので、必死になっていった」
「打った瞬間はいったかなと。久しぶりに違う感覚があったので、自分でもびっくりした」
興奮冷めやらぬ雰囲気の中、続く末包も1B2Sからの内角ストレートをレフトスタンドへ叩き込みガッツポーズ!(小園が打ちやがるから?笑)
これで憑き物が落ちたか坂倉もこの日初安打となるセンター前ヒットで出塁すると・・・
続く野間、打った瞬間それとわかるホームランは2021年以来で5-1とDeNAを突き放しスタンドはお祭り騒ぎとなりました。
新井監督談・・・「(野間の一発は)びっくりしちゃったよ。びっくりして笑っちゃいました。本当にナイスホームランでした」
10回ウラは黒原拓未が2死2塁から宮﨑敏郎にタイムリーを打たれ3点差に詰め寄られ筒香嘉智を迎えたところで栗林良吏へスイッチ・・・
栗林は筒香を2B2Sからの6球目外よりのストレートで平凡なレフトフライに打ち取りゲームセット。栗林は通算99セーブとなりました。
終わってみれば快勝でしたが、途中までは、もしやまた完封負けかという試合展開。それを打ち破ったのは、やはり小園の執念のヘッドスライディング・・・
あれが無ければ10回のホームラン祭りも無かったわけです。
常に諦めない全力プレイが必要なんですね。
さあ、相性の悪いハマスタで頭を取りましたよ。このままの勢いで3連勝といきましょう。
いいぞ小園!全力プレイだ!がんばれカープ!!