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7月2日 対阪神11回戦は森下とタイガース先発の才木浩人との息詰まる投手戦となりましたが、互いに無失点での継投も延長10回に島内颯太郎が掴り0‐3で敗れました。
前回登板25日のヤクルト戦では9回91球での無失点完封(通称マダックス)の好投を見せた森下はこの日も絶好調・・・
初回を三者凡退で立ち上がると8回を今季最多の125球を投げ4安打9三振1四球無失点ののナイスピッチングでした。
圧巻だったのは5回、先頭の梅野隆太郎を2Sからカットボールで空振り三振。小幡竜平を2Sからカットボールで空振り三振・・・
そして3人目才木に対しては3球ストレートで空振り三振に抑え、1イニングを3者連続三球三振で通称イマキュレートイニングを達成しました。
これがNPB史上20人目という珍しい記録なのに、1か月前にも森浦大輔が達成しているカープ投手陣は本当にすごいですね。頼もしい限りです。
しかし、皮肉にもその森浦が達成した日も零封負けだったとは・・・
ミスしたあとが大事
打線は今季初対戦の才木に苦戦を強いられました。
さすが、ハーラートップの8勝リーグ2位の防御率は伊達じゃなく、7回をたった1安打に抑え込まれました。
唯一のチャンスは2回でした。
先頭の小園海斗が打ったボテボテのピッチャーゴロを才木が1塁へ悪送球。小園は3塁まで進塁し、無死3塁の絶好のチャンスを迎えたのですが・・・
才木としては、自分のミスで招いたピンチを絶対に切り抜けてやるという強い気持ちだったのでしょう。
内野が定位置に守り1点は仕方がないという布陣だったのに坂倉将吾は内野ゴロも打てず、サードファールフライに打ち取られます。
続く菊池涼介はピッチャーゴロに打ち取られ、飛び出した3塁ランナーの小園が挟殺され得点ならず。
それでも2死2塁とチャンスはまだあったのですが、矢野雅哉は捉えたと思った打球はセカンドハーフライナーに倒れました。
敵ながら才木たいしたものだと思いましたね。
試合は両先発投手の好投で0-0で終盤を迎え継投に入ります。
9回森下の後を継いだ栗林良吏が4番大山悠輔、前川右京、佐藤輝明を三者三振に抑え込みますが・・・
延長10回の島内颯太郎がいけませんでした。
先頭の梅野こそ三振に仕留めますが、小幡にはボールが先行しフルカウントから四球で歩かせてしまいます。
そして次打者は島田海吏へ1B1Sの時にエンドランがかかり、小幡がスタート島田にライト前へヒットを打たれます。
これをライト野間峻祥が3塁へ送球しますが、小園がジャンプしても取れない大暴投、しかもカバーにに入った島内も取ることができずカメラマン席へ・・・
3塁ランナーの進塁が認められ1点失ってしまいました(ガックリ)
この場面、まず四球がいけなかった事と、ヒットを打たれたのは仕方ないにしても野間の送球ミスを、せめて島内が止めていれば展開は違っていたかもしれません。
島内は、これで3戦連続の失点となってしまいました(なんとか立ち直ってくれ~)
その後、タイガース打線を止められず計3点を取られ10回ウラへ・・・
相手投手はゲラに代わり、1死から堂林翔太が四球を選び、続く秋山翔吾、野間が連続ヒットで満塁となり、もしかして満塁ホームランなら逆転サヨナラ?
という沸きに沸くスタンドでしたが・・・
最後は代打松山竜平が敢え無くセカンドゴロゲッツーでゲームセット(くー、残念~)
この試合も四球やエラーから失点に繋がり、結局負けてしまいました。
野球に四球やエラーはつきもので避けられないものですが、その後なのでしょうね。
ミスしたことを引きずったりせず、気持ちを切り替えて、その後にやらなければならないことをしっかりやるという事が大事なのでしょう。
これで13度目の零封負けとなりましたが、まだ2位と2ゲーム差あります。
この日の負けを次に活かして、また連勝していきましょう。そして首位をがっちりキープしていきましょう。
気持ちを切り替えていこう!がんばれカープ!!
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