矢野雅哉 執念のバントが球団初となるスクイズのみの1-0勝利で首位奪取!!

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矢野スクイズ

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4月12日(土)カープ 1 – 0 ジャイアンツ

今日のマツダスタジアムは、ほんまに特別な空気に包まれとったね。床田の気迫のこもったピッチングは、わしら鯉党の魂を揺さぶるもんがあったわ。

初回から飛ばしとったストレートは、最速151キロじゃと?信じられんじゃろ。床田ってそんなに速い球投げれたっけ?

しかし、あの球威でグイグイ押してくるもんじゃけぇ、変化球との緩急に翻弄されて巨人打線も要所であと一本が出んかった。

七回の代打大城との対戦、あれは痺れたなあ。得意のツーシームを警戒させといて、渾身のストレートで空振り三振。気迫のピッチングじゃった。

それにしても、きょうのカープはただ勝っただけじゃないんよ。なんと球団史上初となるスクイズでの1-0勝利はほんとに素晴らしい!

三回1アウトから田村がセンターオーバーのスリーベースヒットでチャンスを作って、続く矢野がスクイズを決めたんよ。

初球に試みたスクイズはファウルになってしもうたけど、諦めんかった。2ボールの後の4球目外角低めのあの難しいボールを体勢を崩しながら見事に転がし、サードランナーの田村が生還!

このところ打つ方では活躍できてなかった矢野が「とにかくバットに当てて転がすことしか考えてなかった」という執念が、この1点を生んだんじゃ。

昨日の12得点大勝とはまた違う、泥臭い、でも最高に価値のある1点じゃった。

床田の鬼気迫る表情、矢野の土壇場での集中力、そしてチーム全員で掴み取った1点。これぞ、わしらが愛するカープの野球よね。

去年の床田は、チーム最多の11勝をマークしながら、完封はおろか完投もゼロじゃった。そりゃあ、悔しい思いもあったじゃろう。

じゃけぇ、きょうの完封勝利は格別じゃったと思うよ。七回を投げ終えて、ベンチに小走りで戻る姿を見た?次の打席に立つ準備をしとったんよ。やる気満々じゃあ。

八回にはピンチも招いたけど、永川投手コーチの「行くぞ」の一言で、さらにギアが上がったんじゃろう。あの「まず1個」というヒーローインタビューの言葉には、彼の並々ならぬ思いが詰まっとったわ。

新井監督の「今日は床田サマサマです」という言葉も、ホンマにその通りじゃ。たった1点を守り抜いた床田の力投なしには、この勝利はありえんかった。

これでチームは3連勝で単独首位に立ったわ!まだシーズンは始まったばかりじゃけど、この勢いを維持して、このまま突っ走ってほしいね。

昨日は打ちも打ったり15安打でホームラン無しの12得点で大勝。今日は投手戦の中、小技を効かせて虎の子1点を守り切っての完封勝利。

となると明日は、大技でガン、ガン、ガンと3本くらいのアーチが飛び出して、先発の森翔平もショータイムかという快投と休み前だからリリーフ陣も駆使して無失点リレーで圧勝するとみたぞい。

なんにしても巨人を叩いての首位は気持ちが良いね~。

明日も勝って首位キープじゃ!がんばれカープ!!

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