5月4日対DeNA7回戦は、先発森下の好投と松山の決勝3ランで4-1と勝利しました、久々に胸のすく試合でした。(良かった良かった)
試合は序盤の2回にまたまたノーヒットでDeNAに1点先取され、カープの打線は初対戦となるケイに対し6回まで7安打を浴びせるもまたまた決定打を欠き0点と重苦しい展開となっていました。
森下は7回まで87球2安打3三振1死球1失点のナイスピッチング。打っては2回にレフト線へ2ベースヒット、4回7回にシングルヒットと猛打賞の活躍なのに、野手陣がそれに応えられず、相変わらずの0行進。
しかし、森下の3安打目となる7回にドラマがありました、1死後に森下がレフト前ヒットで出塁すると続く秋山翔吾も(森下一人頑張って野手陣がこのままではいかん)と思ったかどうか三遊間をゴロで抜けるヒットで続き1死1塁2塁。
続く菊池はストレートの四球で1死満塁となり、一打逆転のチャンスで4月の得点圏打率4割6分2厘の野間峻祥に回り、たまらず三浦監督はケイを諦め徳山壮磨 にスイッチします。
期待感いっぱいで球場のボルテージは最高潮になったところへ、野間は3球目のフォークを引っかけ2ゴロに・・・
誰もが(あー、またか)と、4-6-3のダブルプレーで終わったと思いきや・・・何が何が打者走者は俊足野間でした。一瞬足が早くセーフ。その間に3塁走者の森下がホームインし同点。
これは、大きかったですね。全力疾走による併殺崩れの間の1点。こういうのが欲しかった。得点したことはもちろんですが、必死に走る事の大事さがあらためてナインに伝わったでしょうし、生きた事で次に繋がり結果松山の3ランを呼んだわけですから。
その松山ですが、前日の試合でチャンスに打てず「久しぶりにメンタルがやられた。寝ても1時間おきくらいに目が覚めて、それぐらい悔しかった」と語っていましたが、その悔しさを晴らす本当に良い仕事をしてくれました。
打った瞬間、バットを放り投げ高々と拳を突き上げた松山。打球はライトスタンド中断に突き刺さり逆転となる3ランは2022年9月23日の阪神戦(マツダ)以来、実に589日ぶりの一発でした。
今年に入って、チャンスの場面で何度も凡退していた松山に(もう、駄目なんじゃないか、ここぞの場面で使わない方が良いのでは)なんて思ったりしてたのですが、大変失礼いたしました。やっぱり松山さんですね。これからも期待させていただきます。(勝手なものですね)
この試合は、森下快投の3勝目と3安打の活躍、松山への信頼を取り戻す決勝本塁打、野間の激走、レフト中村健人の攻守、島内颯太郎・栗林良吏のパーフェクトピッチングなどなど、良いものをたくさん現地で生で見させてもらいました。(今季現地観戦は2戦2勝目ありがとうございました)
こういうナイスゲームを次々と見たいものですね。
次は6月5日に見に行くぞ!がんばれカープ!!