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9月27日 対阪神最終戦は、初回坂倉将吾の2点タイムリーで先行し、先発の大瀬良大地は7回途中1失点の好投を見せましたが、八回ハーンが森下翔太に同点タイムリーを許し、2‐2のまま延長戦へ突入、最終の12回ウラ、野間峻祥を2塁に置いて代打末包昇大のライトオーバーのサヨナラヒットで3‐2と勝利しました。
やっと勝ちました・・・
いや～、１つの勝利を挙げるのにこんなに苦しむとは・・・本当にたやすくなかったですね。
苦しんで苦しんでやっと掴んだ勝利は、格別で、今後に繋がる価値ある1勝だと思います。
試合を振り返ると
先発の大瀬良は初回、2死を取りながら四球、安打、四球と満塁のピンチを招き、前川右京にもフルカウントまで粘られますが、146キロストレートでファーストゴロに打ち取ります。
ここ最近の試合のように初回に先制されると、もうダメだという流れをなんとか断ち切ったのがよかった。
そのウラ、難敵大竹耕太郎に対し、先頭の秋山翔吾が初球をライト前ヒット、中村奨成空振り三振、矢野雅哉セカンドゴロでツーアウト・・・ここでもう一本が出ないんだよな～・・・と思いきや・・・
小園海斗の打球は1塁ベース直撃でツーベースとなり2死2塁3塁・・・
坂倉は初球ストレートを捉えライト前ヒットで2点先制（ナイスバッティング！）
そして大瀬良は初回こそバタバタしましたが、二回以降徐々に立ち直り三回から六回までは、連続で三者凡退に打ち取るナイスピッチング・・・
久々に先行逃げ切りのパターンだ・・・このまま2‐0で完封リレーで勝ったな・・・と思ったのは甘かった・・・
さすがに優勝争いをしているチームは脱落したチームとは違いましたね。
七回、大瀬良の102球目フォークを佐藤輝明は泳ぎながらもライトスタンドへ放り込まれ1点差に迫られると・・・
八回、代わったハーンは、1死から近本光司に内野安打、中野拓夢送りバントで2死2塁とされ、森下にレフト前同点タイムリーを打たれます・・・
こうなると、やっぱり今日もダメか～、このまま逆転され負けるのか～と思ってしまいました。
同点へとこぎつけた阪神は、八回に岩崎優を投入・・・逆転勝利へ必死の継投です。
わずか10球で三者凡退に打ち取られ、いや～な予感・・・
九回表は、カープも栗林良吏を投入しますが・・・
佐藤に初球をライト前ヒット、小野寺暖の送りバントを栗林が1塁悪送球してしまい、ノーアウト1塁3塁に・・・
あ～、やってもうた！完全に負けるパターンじゃないか！
なんとかしろ栗林！自分でつくったピンチは自分で切り替えろ！
この大ピンチを祈るようにラジオにかぶりついていました・・・
代打の糸原健斗をライトフライに打ち取り1死1塁3塁・・・
木浪聖也の時に盗塁され、2塁3塁となったためか敬遠気味の四球で満塁となり息をのむ状況でしたが・・・栗林の本領発揮！
代打梅野隆太郎を三球三振・・・近本も1B2Sから150キロストレートで空振り三振！
よくやった！ナイスピッチングだ栗林！
これで勝てるかも・・・と思わせてくれる本当にナイスピッチングでしたね。
試合はその後膠着状態が続き、このまま引き分けで終わるかと思わせましたが・・・
延長12回ウラ、ドラマが待っていました。
マウンドには十一回から回跨ぎで村上頌樹という必死の継投・・・
1死から、バッターはこの日控えに回っていた野間峻祥が代打で登場し1・2塁間へのゴロを打つと、逆シングルで捕球した大山がカバーに入った村上への送球がそれ、ボールが転々とする間に2塁へ・・・
そして、これまた控えに回っていた末包昇大が代打で登場・・・
1死2塁で外野はバックホームに備え前進守備・・・
2B1Sからの4球目外よりのカットボールを逆らわず捉えた打球はライトの頭上を越えサヨナラ2ベースとなりました！
2塁ベース付近に選手みんなが集まり、水をかけられた末包はビショビョになりながら最高の笑顔・・・
実にナイスゲームでしたね。
最後は末包がヒーローになりましたが、大瀬良の好投、坂倉の先制打、菊池や秋山ら守備陣の守備、中継ぎの好投など、みんなが頑張ったからこそのサヨナラゲームとなりました。
この1勝で、これまでの重苦しい空気が吹き飛んだような気がします。
この勢いで残り6試合を全勝してCSへ行ってもらいたいですね。
さしあたっては28日の巨人戦を勝利して、なんとしてもマツダでの胴上げを阻止して欲しいです。
森下と菅野のマッチアップですが、森下に頑張ってもらいましょう。
胴上げ阻止だ！がんばれカープ！！
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