ファンに「絶対に歌うぞ!宮島さん!絶対勝つぞカープ!」 「俺達は絶対に諦めない!絶対勝つぞカープ!」って叫ばせるなよ!

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秋山翔吾NPB1800安打

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ヤクルト 12 – 0 カープ

神宮の夜空に「宮島さん」の大合唱が響いたのは、12点のビハインドを背負った9回表のことだった。

レフトスタンドの赤いユニフォームが声をそろえて叫ぶ。「絶対歌うぞ、宮島さん!」。得点が入ったわけじゃないチャンスが来たわけでもない。

ただ、この試合でいっぺんも歌えんかった悔しさを、最後の最後にぶつけるしかなかったんじゃろう。

0-12という、数字にするのもつらいスコア。それでも声を出し続けるファンの姿に、わしは胸が詰まった。

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栗林が崩れた4回 止められんかった流血

先発は栗林。今季ここまで防御率1.38と先発転向の成功を体現してきた男に、連敗ストッパーの役割が託された。

しかし初回、先頭の長岡に四球を出すと、宮本にライトへの適時二塁打、鈴木叶にもタイムリーを浴びていきなり2失点。

栗林自身が 「前回と同じ形を繰り返したことが試合の結果になった」 と悔やんだとおり、前の登板でも初回先頭への四球から崩れとった。

同じ失敗を繰り返すのは栗林らしくない。

2回、3回は持ち直した。3回表には栗林自身がプロ初安打を放つ場面もあって、来季からのDH制導入を前にちょっとした記念にはなった。

けど、ここで援護が欲しかった打線は沈黙したまま。

地獄が来たのは4回裏じゃった。

西村の内野安打、ワイルドピッチ、内山への四球でノーアウト一、二塁。山野の送りバントのあと武岡にスクイズを決められ、長岡の二塁打、岩田のセンター前、増田のタイムリーと続いて一挙5失点。

栗林はこの回だけで6安打を浴び、4回11安打7失点で降板。

自己ワーストの数字を背負ってマウンドを降りた。

18安打12失点 打線も沈んだ長い夜

5回からマウンドに上がったアドゥワも流れを止められん。

武岡にまたもタイムリー二塁打を打たれ、岩田、増田にも続かれて4失点。アドゥワの暴投でさらに1点。

6回にも武岡に適時打を許し、スコアは0-12まで膨らんだ。ヤクルトは先発全員安打の18安打。

9番の武岡が4打数3安打3打点と暴れ回り、手のつけようがなかった。

打線はどうじゃったか。

7安打は放ったものの、得点圏でことごとく倒れて無得点。前日の試合から23イニング連続の「0」が続いとった。

ヤクルトの先発・山野に6回を無失点に抑えられ、今季9勝目を献上。

山野の防御率は2.43で、決して打てん相手じゃないはずなのに。

秋山が2安打して2000本安打へまた一歩近づいたのがせめてもの光じゃったが、チームが12点差で負けとる中では喜ぶ気にもなれん。

7回、8回を投げた塹江がノーヒットピッチングを見せたのは救いじゃった。

9回には2アウトから代打で西川篤夢がプロ初打席に立った。結果はピッチャーゴロ。

それでも若い選手が一軍の打席を経験することには、わずかでも意味があると思いたい。

これで6連敗。借金は今季ワーストの19に膨らみ、セ・リーグ最下位は動かん。新井監督は 「栗林はまた次、修正して頑張ってもらいたい」 と言葉を絞った。

怒るでもなく、突き放すでもなく、ただ次を見据えるしかない指揮官の横顔が痛々しい。

あしたは雨天中止を挟んで仕切り直し。14日の金曜日からはマツダスタジアムで首位・阪神との3連戦が待っとる。

ローテーション再編で16日には森翔平が阪神戦に回り、18日の中日戦では離脱中の床田が1軍復帰する見込みじゃという。

床田が帰ってくるのは朗報じゃが、まずは目の前の阪神戦。

首位相手にどう戦うのか、正直いまのカープを見とると不安しかない。

けど、あの神宮のレフトスタンドで 「絶対歌うぞ、宮島さん!」 と叫んだファンのことを思い出す。

12点差でも声を枯らすあの人たちに、こんな試合ばかり見せるわけにはいかんじゃろう。

せめて1勝。たった1勝でええけえ、連敗を止めてくれ。

マツダの赤いスタンドで、今度こそ得点の 「宮島さん」 を歌わせてくれ。

それだけを、ほんとうに祈るような気持ちで待っとる。

2023年ピースナイターのデジャヴ また巨人に屈辱を味わされて最下位転落。
巨人 11 - 7 カープ37度を超える熱気がまだ残るマツダスタジアムで、あの夜は確かに勝てると思っていた。5回裏、モンテロのバットがボールを捉えた瞬間、レフトスタンドへ吸い込まれていく白球を見て3万人の鯉党が立ち上がった。6-4。ピースナイターの特別なユニフォームに包まれた選手たちが、ちゃんと戦うとる姿がそこにあった。折り鶴が描かれた背番号86のユニフォーム、胸には「PEACE」の文字。被爆から81年目の8月6日、祈りを背負った試合でカープは確かにリードしていた。秋山のプロ初4番と打線が見せた意地この日のオーダーを見たとき、おっと声が出た。4番に秋山翔吾の名前があった。プロ16年目にして初め...

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