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まだ4月の19日、日曜の昼下がりにマツダスタジアムで信じられんことが起きた。
打線が相手を上回る8安打を放ちながら、スコアボードには0が9個。今季初の完封負け。
ため息の出し方も、もうわからんくなってきた。
8安打0点という名の罰ゲーム
先発の床田寛樹はほんとうによう投げた。105球、8回2失点。
3回に犠飛、6回に併殺崩れで計2点を失ったが直球に力があって緩い変化球との緩急もよかった。
ただ、本人は「粘り切れなかった。先頭が出た回がほぼ点になっている」と悔やんどった。
12球団の開幕投手でただ一人まだ白星なし、というのがなんともきつい話でエースが力投するたびにわしの胸も痛くなる。
対するDeNAの石田裕太郎は6回5安打無失点。今季初勝利。
ある意味 「カープが育てたようなもんで」 とも言いたくもなるわ。
カープは8安打を打ったのに1点もとれんかった。うち5本は新人2人のヒット、1本はプロ初安打の持丸と合わせると6本が若手のもの。
ベテランを含む残り既存戦力は9番に座る捕手以外ほぼ沈黙で、チームは10三振を食らった。
打線がつながる以前に各打者が一人で終わっていくそんな印象の9イニングだった。
若鯉だけが今日の光だった
それでもグラウンドのなかには確かに光るもんがあった。
3月31日のヤクルト戦で右肩を負傷して以来3週間ぶりの復帰となったドラフト1位の平川蓮。
スタメン発表でその名がコールされるとマツダスタジアムのスタンドから大きな拍手が上がった。
平川は初回の第1打席で石田の初球を捉えて左前打。6回にも初球のシンカーを中前に弾いてプロ初のマルチ安打をマーク。
試合前にはベンチに置いてある盛り塩を右肩に振りかける”厄払い”をしていたそうで 「体も問題なく動けているので良かった」とほっとした表情を見せた。
7回2死一二塁の好機では左飛に倒れ「チャンスで打てなかった」と悔やんでいたがそれが若いということでもある。
新井監督は「やっぱり雰囲気を変えてくれる選手だと思うしどんどん明るくやってもらいたい」と言い切った。
7番の勝田成は猛打賞の3安打。ドラフト3位ルーキーがこの状況で3本打つんじゃからたいしたもんじゃ。
そしてわしが一番ジ~~ンとしたのは9番・持丸泰輝。旭川大高から2019年育成ドラフト1位で入団してプロ7年目。
過去3年間は1軍出場なし。その持丸が7回2死一塁の第3打席で中前に運んだ。入団から数えたら1379日ぶりのスタメンでようやく手にしたプロ初安打だった。
でも1塁ベース上で彼の笑顔はなかった。喜べないプロ初安打、この状況を作っとるんはベンチ首脳陣じゃ、ほんまに。
試合後、持丸は「いいところは出せたが、連敗を止められず、床田さんに勝ちをつけられなかった」と語った。
バッテリーを組んだ相棒のことを先に心配する言葉は重かった。
もう無理かも知れん
3連敗でカープは6勝11敗、5位のまま。首位ヤクルトとのゲーム差は最大の7に広がった。DeNA戦は開幕から5連敗、65年ぶりの屈辱じゃとも言われた。
新井監督は「本当に悔しい週末になった。打線は我慢して立て直したい」と絞り出すように語った。
17試合消化でまだシーズンは序盤中の序盤、頭ではわかっとる。ただカープファンの応援モチベーションは下がる一方じゃ。
それでも平川が盛り塩を右肩にかけて打席に立ち、持丸がプロ初安打を右手で握りしめたあの光景をわしはきょう確かに見た。
若鯉はまだ燃えとる。その火が消えんうちに打線がチームが
「もう一度息を吹き返してくれることを待ちんさい」 と言いながらただ信じるしかない。
それがカープファンの矜持よ。


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