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カープ 2 – 7 DeNA
2009年のマツダスタジアム開業初年度ブラウン監督が指揮を取る広島東洋カープ。
たくさんのカープファンが押し寄せたのは開幕3連戦と、緒方元監督が選手引退した最終戦だけだった。
2009~2011年は誰もが認める暗黒時代。
7回表が終わる前にスタンドから人が消えはじめた。
3万人以上が詰めかけた土曜のマツダスタジアム。それでもあの光景は、正直つらかった。また暗黒時代が広島に訪れるのか?
でも席を立ちはじめたファンを責める気にはなれん。7点を追う展開でしかも7回の攻撃が終わった段階でのことじゃ。
気持ちはわかる。ただわしが怖いのはあの光景が「珍しいこと」でなくなる日が来ることじゃ。
借金4、5位転落。
昨年ひどい目にあった7月を待たず
4月のうちからマツダスタジアムが静かになっていく。
東に翻弄され 7回に呑み込まれた
DeNA先発の東。調子は惚れ惚れするくらいの絶好調。被安打4、無失点の9奪三振。
カープ打線は3回に1死一・二塁、2回に1死二塁とチャンスを作った。しかし、そこで東は間違わなかった。
坂倉がレフトフライ、モンテロが空振り三振。「相手はエースだからね。ここというところで間違わない」と新井監督が試合後に語ったようにこちらが息をつくたびに蓋をされる感覚じゃった。
先発のターノックは6回まで1失点と粘っとった。2回に林の犠牲フライで先制を許したものの、三回以降は踏ん張り続けた。
あとは打線が奮起するだけじゃったが、援護はなかった。そして7回、ノーアウト満塁のピンチで林にセンター前タイムリーを打たれて降板。
後を受けた齊藤汰直も流れを断ち切れず、牧、度会、京田、山本と4者連続適時打を浴び、この回だけで6失点。0-1が気づけば0-7になっとった。
あの7回の崩れ方が今のカープの現実そのものじゃと思う。守っている間は形を保てる。
でも打線が点をやれないまま時間が経つと、ブルペンも、チームの空気も、じわじわと削れていく。
積み上げてきた粘りが一つの回で丸ごとひっくり返された。
打てない 動けない 止まらない連敗
3番・小園の状態が見ていて切ない。
打率は1割台。この日も精彩を欠き守備でも2回に打球のイレギュラーに逆を突かれ、目測を誤る動きがあった。
新井監督は 「しょうがなくはないでしょう。ホーム球場なんだから」と苦言を呈し 「1回目でもないので、そこは集中してやってもらいたい」と続けた。
昨季のリーディングヒッターがいまはチームの心配事になっとる。
ファビアンも同じく1割台。両名ともまだ100打席にも届いていないとはいえ3番・5番が機能しない打線では、どれだけターノックが粘ろうと点が取れん。
7回表が終わって7点差になるとスタンドの空気がすっと変わった。DeNA戦だけで昨季からもう7連敗。チーム打率はリーグワースト。
唯一の得点は二俣のライトへの適時三塁打で、それも7点差がついてからじゃった。
借金は今季最多の4。4月の半ばにしてそこまで来た。「辛抱しないといけないですよね」という監督の言葉は本音じゃろうけど、ファンも一緒に辛抱しとる。
辛抱し続けるには見せてくれるものがいる。
ここで心配になるのはマツダスタジアムのことじゃ。あそこは広島の誇りじゃ。開業以来あのスタジアムはずっとカープとファンをつないできた場所。
でも連敗が続けば足が遠のく人が出てくる。来週また来ようか、という気持ちが萎む。
客が減るとマツダスタジアムの空気が変わる。選手にも、チームにも伝わる。それが怖い。
そういう負の連鎖に入っていく前になんとかせんといけん試合が続く。
新人・平川蓮にすがる広島カープ
それでも、きょうから1軍に合流したドラフト1位の平川蓮にすがるような気持ちがある。
右肩の肩鎖関節損傷で約3週間、離脱しとった22歳新人。2軍での実戦復帰は2試合で打率4割超。開幕から4試合「1番・中堅」で使われた期間フル出場して負けなしという縁起のええ話もある。
「全然構いません。行けます」と本人は言い切っとった。チームの打率最下位という現実をまだ若いその背中に乗せるのは酷かもしれん。でもあの明るさと勢いが今のベンチには必要じゃ。
4月はまだ終わっとらん。5月には5割に戻したチームがここ数年のカープじゃった。新井監督もわかっとるファンもわかっとる。
それでも、こうして土曜の試合途中に人が帰っていく景色を見るとやっぱり胸が痛い。
平川蓮が帰ってきた。マツダスタジアムに、もう一度活気を取り戻してくれ。


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