
ランキング応援うれしいです!ありがとうございます🙇♂️
Xのフォローも待ってます!
Follow @gyoraidou
巨人 1 – 6 カープ
東京ドームのマウンドに立つ22歳の背中がきょうはいつもより大きく見えた。
積んでるエンジンは最強の斉藤優汰、プロ5度目の登板でつかんだ待望の初白星。
3連敗の重苦しい空気を、4年目の若鯉がその腕一本で振り払ってくれた。
カープは5位、借金14。数字だけ見たらため息しか出ん状況じゃけど、こういう夜があるけえカープファンはやめられんのよ。
初回、先頭の浦田に右中間への二塁打を打たれ、泉口の犠牲フライであっさり先制を許す。
東京ドームの巨人ファンが沸いて、またこのパターンかと胃がキリッとなった。
2者連続弾で空気を変えたモンテロと持丸
じゃが、この日の打線はちゃんと応えた。
2回、2アウトからモンテロが西舘のカットボールを左中間スタンドへ叩き込む8号ソロ。あの打球、打った瞬間にわかる角度じゃった。同点。
そして続く持丸が150キロの直球をライナーでライトスタンド中段へ。5号ソロ、2者連続ホームランで逆転。
持丸のあの打球は完璧じゃった。6月6日のオリックス戦以来のアーチで、道産子バッテリーの女房役が先発の相棒を自分のバットで援護してみせた。
モンテロがこじ開けた扉に持丸が飛び込んでいくような、あの二連発の流れがほんまに気持ちよかった。
斉藤優汰も、あのベンチの歓声を背中で聞いてどれだけ楽になったことか。
ピンチの連続をねじ伏せた斉藤優汰の胆力
2-1とリードをもらった斉藤優汰じゃが、そこからが楽な展開ではなかった。
3回は2死一、二塁。4回は1死一、三塁。5回も1死一、二塁。
毎回のように得点圏に走者を背負う、見とる側の心臓がもたんような投球が続いた。
じゃがここで崩れんかったのが、この日の斉藤優汰じゃった。
3回は泉口を内角152キロの直球で見逃し三振。4回はキャベッジを見逃し三振に仕留めて石塚を二ゴロ。
そして圧巻は5回、2死一、二塁から4番ダルベックをフォークで空振り三振に斬って取った。
あのガッツポーズには、わしも思わずテレビの前で叫んだわ。
解説の江川卓氏が5回の投球前に 「嫌なまわり方、味方が少し色々なことでうまくいかなかった回ですからね。そのあとって難しいんですよピッチャーって、ここを0点でいくとすごい収穫があると思います」 と語っとったが、斉藤優汰はまさにその収穫を自分の手で刈り取ってみせた。
5回93球、3安打1失点、5奪三振、最速153キロ。数字以上に中身の詰まったピッチングじゃった。
新井監督が5回を投げ終えた斉藤優汰の好投をたたえるシーンもあったという。前回登板の7月15日DeNA戦の後、新井監督は 「これまでは自分と勝負していた感じだったが、相手と勝負ができ始めている」 と言っとった。
きょうの投球は、まさにその言葉を証明するもんじゃったと思う。
6回には2死一、二塁からルーキーの勝田がセンター前に貴重なタイムリー。3-1。この追加点がどれだけ大きかったか。
8回にはさらに小園の三塁打からモンテロのタイムリー、名原の2点タイムリーなどで一気にたたみかけて6-1。
終わってみれば11安打の快勝じゃった。
巨人を3安打に封じた継投陣も見事じゃった。髙、遠藤、ハーン、森浦とつないで6回以降を完璧に抑えた。
チーム全体で勝ち取った白星じゃけど、やっぱりきょうの主役は斉藤優汰よ。
2022年のドラフト1位で苫小牧中央から入団してここまで長かった。
去年のプロ初登板から1年以上。今季も2度の先発で勝ちがつかず、前回のDeNA戦では5回途中で降板して悔し涙をのんだ。
そのたびに成長しながら、また東京ドームのマウンドへ帰ってきた。
巨人戦の連敗5もストップ。チームの3連敗も止まった。
5位という現実は変わらんけど、22歳の右腕が道産子バッテリーでつかんだ1勝は、この先のカープにとって小さくない意味を持つはずじゃ。
きょうのウイニングボール、斉藤優汰はどんな気持ちで握っとるんかのう?
24日オールスター前最後のヤクルト3連戦。
3連勝スイープで後半戦に弾みを付けたいもんじゃ。


コメント