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阪神 4 – 2 カープ
開幕3連勝からの3連敗。この2文字の並びがぶち重たい。
カープは4月3日マツダスタジアムに阪神を迎えた。昨季6勝19敗と大きく負け越し
シーズン終盤には10連敗まで喫した相手じゃけえカープファンの胸にはどうしたって苦い記憶がちらつく。
しかもこの日までのチーム打率は.197。本塁打はセ・リーグで唯一の0本。盗塁も0。
数字だけ見ればほんまに寒い。
28,003人が詰めかけたマツダの夜空にどうか一発の花火をと祈るような気持ちがあった。
村上の術中にはまった5回と 初回の痛恨
試合は初回から動いた。先頭の近本に左前打を許し送りバントで1アウト2塁。3番森下がセンターへ弾き返しあっさり先制を許す。
だけど、カープにもチャンスの芽はあったんよ。その裏、2番中村奨成が右前打で出塁した。
ところがオーバーランしたところを右翼の森下に突かれまさかの走塁死。
新井監督は試合後「準備と予測をもう少ししっかりしてもらいたいなと思います」と苦言を呈した。
ここが痛かった。得点力がないチームにとって、ひとつの走塁ミスがどれほど重いか。
1回の好機を自ら潰したあの場面が、試合全体にのしかかっていく。
先発の床田はそれでも粘った。2回から5回まで、阪神打線を相手にゼロを並べ続ける。
ストレートで押し、スライダーで空振りを奪い、6回までに9奪三振。球数は多かったけどエースの意地がマウンドからにじんどった。
でもね、打線が応えられんのよ。
村上の低めに集まるツーシームとコーナーに吸い込まれるカットボールの前に5回まででわずか1安打。
ゴロ、フライ、三振。バットから快音が聞こえてこんわ。スタンドのため息が夜風に溶けて消えていくそんな序盤じゃった。
モンテロの一撃と 小園の意地がマツダを揺らした
6回、空気が少しだけ変わった。床田に代わって代打に立った秋山が右前打で出塁すると四球も絡んで2アウト1、2塁。
ここで打席に入ったのが3番小園。
開幕から24打席得点圏では3打数無安打。
WBC帰りの疲れを引きずり打率は.158まで落ち込んどった男が、村上のツーシームを左前に弾き返した。
二塁走者が生還しスコアは1-2。小園の今季初打点。
「何とかという感じ。たまたまという感じだった」と本人は多くを語らんかったけど、あの打球にはバットをぶつけにいく意志が見えた。
たまたまじゃないとわしは思いたい。
ただ、直後の7回がこたえた。2番手の齊藤汰直がヒットと四球でノーアウト満塁のピンチを招きまたしても森下にセンターへ運ばれて2点タイムリー
スコアは1-4。この日の森下は5打数4安打3打点と手がつけられんかった。
重苦しい空気がスタンドを覆う8回。先頭のモンテロが打席に入った。マウンドには阪神2番手の桐敷。
カウント1-1から、真ん中低めの直球をモンテロがフルスイングで捉えた瞬間に打球はレフト方向へ一直線に伸びていった。
入った。スタンドに届いた。
開幕から6試合セリーグでカープだけが0だったチーム本塁打。その沈黙を打ち破るモンテロの今季1号ソロ。28,003人の歓声と宮島さんが夜のマツダに響いた。
新井監督も「いいホームランだったと思います」と短くけれど確かな言葉を残した。
きっとあのベンチの誰もが、待ちに待った一発だったんじゃないかと思う。
スコアは2-4。追いつくには遠い点差でもマツダの空気はあの一振りで確かに変わった。
だが後続は倒れ9回は岩崎の前に3人で片づけられた。試合時間3時間9分。
スコアボードに並んだ2-4の数字を見上げながらそっと息を吐くしかなかった。
チーム4安打。得点は6回の小園のタイムリーと8回のモンテロのソロだけ。開幕6試合で35安打、15得点、本塁打1。打率.188はセ・リーグの底。
この得点力不足は、まだまだ解消の気配が見えん。
それでも床田は6回2失点9奪三振で試合を作った。
小園は苦しみの中から初打点をもぎ取り、モンテロはチームに待望の一発を届けた。
新井監督は「奨成とか小園とか、今日の打席の内容を見ていたら、ちょっと上がって来るかなという感じがしている」と前を向いた。
開幕3連勝から3連敗。五分に戻っただけじゃけえまだ慌てる時期じゃないと自分に言い聞かせる。
打てん日が続いてもあの8回のモンテロの打球音がまだ耳に残っとる。
あの一発が長い長いシーズンを照らす最初の灯になればええ。


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