カープさん 中日・涌井に22年連続勝利をプレゼントしてカープファンには3連敗のギフトを贈ります

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カープ3連敗

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中日 8 – 1 カープ

土曜のバンテリンドーム。テレビの前で、思わず天井を仰いだ。

初回、いきなりの4失点。岡林に先頭打者ホームラン、5番石川昂弥に3ラン。

まだビールが冷たいままの時間帯に試合一緒に冷えきっとった。

先発の森は、前回まで防御率2.10で調子は絶好調と言われとった投手じゃ。

それが立ち上がりの1イニングでこうもあっけなく崩れるとは。

6日間なにやとったんや?森翔平!

相手のマウンドには、40歳のロートル涌井。プロ1年目から22年連続勝利の掛かった一戦じゃった。

歴史的な日を、うちが献上する側に回ってしもうたわけよ。

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5回の走塁 山場のはずが

0対4のまま迎えた5回表。ここが、この試合でいちばん胸が熱うなった場面じゃった。

1アウトから大盛がライト前ヒット。続く石原がレフト線を破る二塁打を放って、一塁走者の大盛が三塁を蹴った。ホームまで一気にじゃ。

しかし、返球は走者より一歩早う本塁に届いた。タッチアウト。

リクエストをかけたが判定は覆らず、スコアボードには0のまま。

代打の佐藤啓介が続いてタイムリーを打ってくれたけえなんとか1点は返した。

じゃが、あそこで大盛が生きとったら、ノーアウト二塁で流れがどっちに転ぶか分からんかった。

新井監督は試合後こう語った。

「100%セーフじゃないと絶対に回しちゃいけない場面だから。そういうところも選手だけじゃないし、コーチも反省してまた備えたいです」

責める言葉じゃなかった。じゃが、山場をものにできんかったチームの現実が、この一言にぎゅっと詰まっとる気がしてならん。

追い打ちの一発に呆然のバンテリンのカープファン

5回裏、切り替わったはずのマウンドで、また石川昂弥に打たれた。

無死満塁からレフト前へ2点タイムリー。三塁の守りでも軽やかでうちのバッターは打った打球のほとんどが正面か内野の間を抜けん当たり。

7回にはボスラーにも2ランを浴びた。8対1。

この時点でバンテリンドームに集まったカープファンの背中を思うと、ほんとうにやりきれん。

はるばる名古屋まで足を運んで赤いユニホームを着て。

声を出す場面が、代打・佐藤啓介のタイムリーくらいしかなかった。あの1点を、みんな噛みしめとったんじゃなかろうか。

おとといはノーヒットノーラン負け。そこから連日の1得点。打線が湿っとる、と言うにはあまりに情けない数字じゃ。

7安打で1点。相手は10安打で8点。同じ野球をしとるはずなのに、なんでこうも景色が違うんじゃろか。

順位表を見れば5位。

最下位の中日に3連敗を食らって、下との差は1.5ゲームまで縮まった。じりじりと、しんどい季節に入っていく。

それでも新井監督は打線について 「良いスイングをできている打者は多いので」 と前を向いた。

指揮官が下を向いてしもうたら、そこで終わりじゃ。まだ、まだ試合は残っとる。

しんどい試合を見た時ほどあしたの試合が気になる。それがカープファンというもんじゃ、と自分に言い聞かせて、缶ビールの残りを飲み干す。

森だって、この1敗で終わる投手じゃなかろう。ファビアンも坂倉も、あしたはバンテリンで花火を上げてくれ。

若い佐藤啓介のあのタイムリーは、しんどい試合の中にぽつんと灯った小さな灯火じゃった。

負けは消えん。でも希望は残る。

あしたも結局、カープが気になって試合を見るんよ。

それが赤ヘルカープファンじゃ。

今シーズン初戦森翔平の7回零封を守れんかった 中崎の9回の2球が重すぎる広島の夜
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