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4月20日対巨人5回戦は、6-2 とチームとして今季巨人戦初勝利で引き分けを挟み3連勝。森下は今季先発登板2戦目で初勝利を手にし、2021年以来続く対巨人10戦負け知らずの7連勝となりました。
森下はこの試合6回と3分の1を打者31人に対して105球12安打4三振1四球2失点という内容で前回登板に続くクオリティスタートではありましたが、12安打も打たれながらよく2点でしのぎましたね。
2回を除いては、毎回ヒットを打たれ4度も得点圏にランナーを背負う苦しいピッチング。
そこは、自身が要所要所でギアを上げたこともありますが、バックの固い守りにも助けられたことが、大きかったと思います。
3回2死1塁の場面で坂本にライト前ヒットを打たれ、2死1塁3塁とピンチが拡大するところを野間がレーザービームで走者オコエを3塁で間一髪タッチアウトにしました。(拍手喝采でした)
4回には丸のセンター前に落ちようかという飛球を久保修が華麗なダイビングキャッチ。(久保修のプレイには華がありますね)
5回にも2死満塁で丸の右中間へ抜けようかという大飛球を野間が俊足を飛ばしランニングキャッチ。抜けていれば3点入って1点差に詰め寄られる場面を救ってくれました。(野間ナイスキャッチ)
という具合にいくら打たれても点を取られないという森下は、何かを持っているというか何かに守られているような、そんな気のする試合でしたね。(いや、それも実力の内です)
打線の援護あり投打のかみ合ったナイスゲーム
前日の延長12回6安打無得点だった打線は、この日は打って変わって初回からやってくれましたね。初回に4点取ってくれたので森下も随分気が楽になり投げられたことでしょう。
2死1塁から堂林・小園が繋いで6番上本はピッチャー強襲の内野安打を気迫のヘッドスライディングでもぎ取り先制すると、続く会沢はセンターオーバーの走者一掃タイムリーツーベースヒットで4-0としました。(実に気分爽快でしたね)
6回には先頭野間が右中間を破るツーベースヒットで出塁すると4番堂林が意表をつくセーフティバントで1塁3塁とし小園のセカンドゴロの間に1点追加。
さらに7回、代打の宇草孔基が2年ぶりとなるダメ押しのソロホームランをライトスタンドに叩き込みました。2B1Sからケラーの投じた4球目147キロのストレートを捉えた打球は打った瞬間それとわかる大きな当たりでした。(雨中観戦のスタンドも大喜び)
この試合、打線は先制・中押し・ダメ押しと得点し、守備ではファインプレーあり失策0、投手陣は森下の後を塹江・島内と無失点リレー、最終回は森浦が坂本・岡本・丸を三者凡退に切って取る快投で締めくくるという、実に投打のかみ合ったナイスゲームでした。(良かった良かった)
こんな試合をしてくれるなら雨の中でもスタンドで観戦したいものですね。
まだまだ魅せてくれ!がんばれカープ!!