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5月31日対ソフトバンク1回戦は、戦前の予想どおり投手戦となりましたが、惜しくも1‐2で接戦を落としました。
試合は初回から動きます。
1回表カープの攻撃はモイネロの前に秋山翔吾1ゴロ、矢野雅哉空振り三振と簡単にツーアウトを取られますが、3番菊池涼介が2B1Sからの4球目高めに浮いたスライダーをレフトスタンドへソロホームランを放ち先制します(あのモイネロから打つとは・・・ナイスバッティング!)
が、しかし1回ウラ無死1塁、大瀬良大地は今宮健太にすぐさま同点に追いつかれるタイムリーツーベースを打たれます(その前の柳町達の二ゴロを処理した菊池からの送球をファースト坂倉将吾がちゃんと捕球していれば・・・)
その後は、膠着状態が続き、
大瀬良は7回107球4安打8三振4四球1失点の好投(ナイスピッチング!勝たせてやりたかった~)、対するモイネロは7回100球3安打9三振2四球1失点(打てなかった~)
チャンスは6回にあったのですが・・・
先頭のDH羽月隆太郎がこの日チーム2安打目となるセンター前ヒットで出塁すると・・・
前の打席に四球で出塁し盗塁失敗していたので、解説の緒方さんも「ここでは無いでしょう、送りバントかエンドランか」その予想を覆し・・・
秋山の2球目の時にスタート、見事に2盗を決め(ナイスラン!)そして2ゴロで1死3塁とチャンスをつくります。
しかし、矢野は浅いレフトフライでタッチアップできず、菊池は空振り三振に倒れ得点できませんでした(残念~)
7回にも相手のミスと足を絡め1死2塁のチャンスをつくりますが、坂倉が三振、宇草孔基は強い当たりの1塁ゴロを山川穂高に好捕され、ここでも得点できません。
8回はホークスのセットアッパー松本裕樹を攻め内野安打と2四球で2死満塁としますが、期待の小園海斗は、初球を強振するも平凡なセンターフライに打ち取られました。
前日に続きリリーフ失敗 決勝点を奪われる
8回ウラはカープが誇るセットアッパー島内颯太郎を送り込みますが、15試合ぶりに失点してしまいます。
1死から初球ど真ん中ストレートを山川にはじき返されセンター前ヒット。続く近藤健介の時、3球目のチェンジアップがワイルドピッチとなり山川は2塁へ(このワンバウンドを坂倉が捕球、せめてすぐ手前に落としていれば・・・)
そして近藤にセンター前ヒットを打たれ1死1塁3塁とされ、山川でさえ生還できる大きな犠牲フライを栗原陵矢にレフト後方へ持っていかれました(もう少し浅めのフライだったら・・・)
9回表はホークス守護神オスナの前に手も足も出ず三者凡退でゲームセット。
この試合、奇策とも言えるDHに羽月を起用するなど工夫が見られ、打てないなりに足を絡めた攻撃で期待を持たせてくれました。
新井監督談「モイネロがいい投手なので、そんなに簡単にポンポンきれいなヒットでというのはなかなか考えられないというのもあって、羽月は内野安打もあるし、塁に出てくれたら走塁と打撃の両面でプレッシャーをかけられるし。羽月に行ってもらいたいました」
しかし、あともう一本が出なかった。ホークスも同じくらいチャンスをつぶしていましたが、最後に一本出た方が勝ったということになりましたね。
それでも強豪ホークスと充分互角に戦えることが分かりました。勝敗は紙一重です。次はやっちゃりましょう。少ないチャンスをモノにし、ミスのない守り切る野球で勝利しましょう。
次は勝てるぞ!がんばれカープ!!