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9月26日 対ヤクルト23回戦は、先発の床田寛樹が初回村上宗隆にツーランを浴び、五回には四球や失策が絡んだ後、またも村上のタイムリーなどで4点を失い、試合の主導権はヤクルトへ。カープ打線は五回2点、七回1点と徐々に点差を詰め九回にも坂倉将吾の犠牲フライで1点返すも、追撃及ばず4‐6で敗れました。
どうしても勝てないですね・・・
前日に続き、相手チームより多い13安打を放っているんですが、相手の得点を上回れない・・・
先制されると、逆転どころか、まず追いつけない・・・
ヒットは出ていても、塁を賑わしても、タイムリーが出ない・・・
得点してくれないから投手陣が踏ん張れない?
見ている方も
ピンチになると打たれそうな気がし・・・
チャンスが来ても、併殺や凡退しそうな気がし・・・
完全に負のスパイラルに入っています。
この日の試合は4点も挙げているのですから、まだ得点している方ですよね。
敗因は間違いなく、余計な点を与えてしまった五回の守りでしょう・・・
0-2で迎えた五回表、先頭の長岡秀樹にセンター前ヒットで出塁されると、西川遥輝にフルカウントから四球を与えてしまいますが・・・
サンタナには変化球2球で追い込み、3球目のストレートでサード正面のゴロに打ち取り、5‐4‐3のダブルプレーと思いきや・・・
なんでもない普通のゴロを小園海斗がトンネルし2塁ランナーが生還・・・
本来なら無失点で2死3塁だったところが、1点取られ無死1塁2塁・・・
ここで村上に左中間フェンス直撃のツーベースを打たれ1点追加、スコアは0‐4
オスナは空振り三振に取り、1死2塁3塁・・・
山田哲人にライト前ヒットで1点追加され、0‐5となり1死1塁3塁・・・
さらに丸山和郁にもセンター前ヒットを打たれ1点追加で0‐6・・・
ほぼ、ここで試合は決まったと思いましたね。
今のカープ打線では、初回の2点先行されたことでも重たいのに、五回で6点差となると、非常に厳しいです。
結果論で、たら・れば を言っても仕方ないですが、あのゴロを小園がさばいてくれていれば、床田も無失点で切り抜けていたかも知れません。
ちょっとしたワンプレーで戦局が大きく変わるものです。残念で仕方ないですね。
希望の光
そんな中でも、躍動した選手がいましたね。
まず、矢野雅哉・・・
プロ4年目で初めての3番に入って2打点を挙げてくれました。
0‐6とされた、五回ウラ、秋山翔吾の四球と坂倉のライト線ツーベースでつくった1死2塁3塁のチャンスに吉村貢司郎の初球をライト前へ落とす2点タイムリーヒット!
2‐6の七回ウラにも、2死から坂倉がレフト前ヒットで出塁した後、ショート内野安打で繋ぎ、小園のタイムリーヒットを呼び込みました!
矢野談「打順関係なくやるべきことをやろうと思っていました」「自分の状態を理解できていて、割り切って狙っているのがいい調子に繋がっています」
9月は打率3割4厘と絶好調の矢野に、これからも期待です。
そしてもう一人、田村俊介・・・
この日は6番ライトで5月5日のDeNA戦以来の先発でしたが、四回にライト前ヒット、六回にセンター前ヒットのマルチ安打を記録。
守備でも六回、守備位置が代わった直後、長岡秀樹のライト前へのライナーをダイビングキャッチ!
さらに六回2死2塁のピンチに村上の大飛球をジャンピングキャッチ!
田村談「タイミングを早く取ることを続けています。ヒットが出たのは良かったですが、1・4打席目はミスショットしたので、もっと練習したい。守備はへたくそ。積極的に攻めようと思ったのが良かったです」
好守に躍動した田村も期待大ですね。
もう、ここへ来て、どうこう言ってもはじまりません。
残り7試合、こうした若手の活躍にベテランも奮起していただいて、それが勝ちに繋がることを願うのみです。
最後まで頑張りましょう。
がんばれ若手!がんばれカープ!!
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