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8月11日 対阪神19回戦は、先発の九里亜蓮が立ち上がりを攻められ初回2失点、打線は今季初登板のタイガース先発高髙橋遥人を打ち崩せず、六回以降も継投でかわされ0-4で敗れました。
この試合、秋山翔吾を休ませる意味もあり、1番ライトで中村奨成を起用・・・
中村奨は2軍戦で8本塁打 打率.275 30打点の実績をつくり今季3度目の昇格となりました。
ウエスタンではよく打つけど、1軍では全然結果の出ない中村奨にいつもヤキモキさせられます。
この日はどうか?と期待しましたが、結果4タコ・・・またダメでした。
第1打席:低めボール気味のツーシームに空振り三振
第2打席:ツーシームをバットの先で拾いますがセンターフライ
第3打席:チェンジアップをショートゴロ
第4打席:追い込まれてから3球ファールで粘りますが5球目フォークをショートゴロ
早いカウントから積極的に打ちに行ったのは良いけど、力み過ぎなのか捉えた打球はなかったように思います。
相当な焦りがあるのでしょうけど、結果が出ないと厳しいですね。
新井監督談「ヒットは出なかったけど、良かったね。ヒットこそ出てないけど、いい感じでスイングできていた。内容は良かったと思う」
と、新井監督は、またチャンスの機会を与えるのかな?(次回があれば、がんばれ奨成!)
どうした九里亜蓮
先発の九里は初回、先頭の近本光司にレフト線2ベースを打たれると、森下翔太にセンター前へ先制のタイムリーヒット、大山悠輔にレフトフェンス直撃のタイムリー2ベースで、いきなり2点を献上します。
二回も得点圏にランナーを背負いますが、ここはなんとか無失点で切り抜け、三回を三者凡退に仕留め、立ち直りが期待されましたが・・・
相手ピッチャー髙橋の調子が良いと見たか九里の調子は悪いと見たのか、四回の攻撃で2死から敵失と左前打と四球で満塁となり、九里に打順が回ってきたところで、代打を告げられ、降板となりました。
代打の石原貴規は、結果、空振り三振に倒れスリーアウトチェンジ(早々に降板となった九里のためにも打って欲しかった~)
九里は、前回8月4日こそ5勝目を挙げましたが、その時も6回9安打3失点と今ひとつの内容で、その前7月28日も5回3失点、さらにその前7月21日は3回もたず6失点とこのところ精彩を欠いています。
気持ちで投げる力強い九里のピッチングをまた見たいものですね。
守備職人から打撃職人へ
矢野のバットが止まりません。
この日も3安打を放ち、阪神との3連戦は計13打数8安打、打率.615と打ちまくりカード勝ち越しに貢献しました。
三回の先頭で、亜細亜大学の3学年先輩である髙橋とプロ初対戦となり・・・
カウント1B2Sから5球目ストレートをはじき返し、しぶとく三遊間を破るヒットとしました。
矢野談「大学の時にずっと後ろを守っていた。初めての対戦だったので打ててよかった」
七回先頭では桐敷拓馬からライト前ヒット、九回2死では岩崎優からもライト前ヒットを放ち、猛打賞を達成・・・
これで今季の猛打賞が8度目となりました。
そしてここまで積み上げた安打数は70を数え、これは、現時点でチームトップの小園海斗105 、2位秋山翔吾104、3位野間峻祥84に次いで菊池涼介と並ぶ4位タイとなっています。
坂倉将吾の64より多いですからね。大したもんです。
今シーズンがスタートした頃は、守備を買われての起用で打撃はそれぼど期待されていませんでしたが、いつの間にかみんなが「ここで、何とかしてくれるんじゃないか・・・」と期待する選手に変わりましたね。
これから、益々期待したいところです。
さあ、こうした若手の台頭がチーム内で刺激になり「よーし俺も」「いや、負けるか」と相乗効果が生まれチーム力がアップし、それが勝ちに繋がっていくのでしょう。
この日の中村奨は結果が出ませんでしたが、若手はもらったチャンスを最大限生かし、
ベテランは戦線離脱しなくても良いように体を休めつつも、ポジションを若手に奪われないようにすることが大事ですね。
そしてシーズン終盤へ向けての大事な8月戦線を若手とベテランの融合で乗り切っていきましょう。
若手もベテランも負けるな!がんばれカープ!!
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