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6月14日 対楽天1回戦は・・・前回登板ノーヒットノーランを記録した大瀬良大地と今季4勝を挙げている早川隆久の投手戦となり0-0のまま延長へ突入しましたが、11回矢野の犠牲フライにより1-0で勝利しました。
大瀬良は7安打を打たれながら7回を111球5三振無四球無失点の力投でした。
最大のピンチだったのは3回でした。1死後、村林一輝、辰己涼介、鈴木大地に3連続ヒットを浴び満塁とされるも、渡邊佳明をファーストゴロで本塁封殺、浅村栄斗は見逃しの三振で切り抜けます。
その後は、安定したピッチングで7回を0に抑え、交流戦3試合22イニング連続無失点で防御率0.96と0点台に突入させました。
対するイーグルスの先発早川も良かった。
0-0のまま9回を散発4安打に抑えられ三振10個も喫していましたが、球数110球投げていたのに延長10回も登板してきました(先発が10回投げるなんて最近聞いたことがない・・・)
結局10回も三振1個を含む三者凡退に抑えられました(敵ながら天晴れ)
若手が躍動 勝利をもぎ取る
10回ウラはちょっとしたピンチを招きました。
この回を任された塹江敦哉が先頭の辰巳に死球を与えてしまい、続く鈴木にセオリー通りの送りバントを決められ1死2塁。
一打サヨナラの場面で代打阿部寿樹が送られ、こちらは森浦大輔にスイッチします(中日時代はよく打たれてた嫌なヤツ~いやな予感)
森浦はストレートで押しつつ最後の6球目はチェンジアップで空振り三振!
浅村栄斗とは勝負を避け申告敬遠で2死1塁2塁とします。
しかし裏目となったかフランコに三遊間を抜けるゴロを打たれ、やられたかに思われましたが、前進守備を敷いていた為、2塁ランナーは3塁ストップで、2死満塁(ふー、助かった~)
依然としてサヨナラの場面に変わりはありませんでしたが、石原彪をセカンドゴロに打ち取りなんとかピンチを脱出しました(ナイスピッチングだ!森浦!)
そしてピンチの後にチャンスが訪れます。
11回先頭の二俣翔一が2球で追い込まれながら3球目外角低めのスライダーを泳ぎながら1・2間を抜けるヒットを放ち出塁します(よくぞ食らいついた!)
そして代走は羽月隆太郎(何かやってくれそう、とワクワク)
秋山翔吾は確実に送りバントを決め1死2塁とし矢野雅哉に託します(盗塁があるかと思ったけど、さすがに11回にそれは無いか~)
その矢野は前日の試合では先制のタイムリーヒットを打っていただけに期待が高まります。
0B1Sからの2球目でした。羽月は宋家豪のモーションを完全に盗み3塁を陥れました。キャッチャーも送球できない完璧な盗塁(ここで走るのか~!)
完全に意表を突かれましたね。代走羽月を送った時点で盗塁はせず送りバントで1死2塁からのタイムリーヒット狙いと思わせておいて、まさかの3盗とは・・・
このシーンは31日のソフトバンク戦を思い出しました・・・1-1の7回無死1塁で代走の周東佑京が盗塁するかと思いきや送りバントで1死2塁から3盗を決めたあの試合を・・・(あの時もまさか3盗するとはと思いました)
そして矢野は2B1Sから4球目低めの難しい球を見事に飛距離充分のライトフライを打ち上げるとタッチアップから羽月がホームを駆け抜け、ついに均衡を破ります(やった!ナイスバッティング!)
その裏テイラー・ハーンは150キロ超のストレートでグイグイ押しまくり先頭の小深田大翔を三球三振、小郷ショートゴロ、村林 一輝をセンターフライに打ち取りゲームセット!
結果、矢野がヒーローとなりましたが、あの盗塁が決め手だったし、その前に二俣も良く打ったし、大瀬良をはじめ投手陣はみな無失点で抑えたし、みんなで勝ち取った勝利でしたね。
本当にナイスゲームでした。
これで交流戦は9勝7敗と5割以上が確定しました。
この勢いで残り2試合も全部勝って広島に戻ってきて欲しいですね。
楽天を3タテできるぞ!がんばれカープ!!
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