広島出身の子が東京ドームで立ちはだかる 連勝逃すも若鯉は確かに育っとる

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持丸

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巨人 4 – 2 カープ

きのう18安打11得点で東京ドームを赤く染めたはずのカープ打線が、たった一晩で別のチームになっとった。

4月29日、昭和の日のナイター。連勝を懸けた一戦は広島出身のルーキー左腕に初回からねじ伏せられるという皮肉な幕開けじゃった。

巨人先発の竹丸は崇徳高から城西大、鷺宮製作所を経て2025年ドラフト1位で入団した24歳。広島で生まれ育った左腕がプロで初めてカープと対峙する日。

1回表、秋山を見逃し三振、菊池を空振り三振、小園もハーフスイングを取られて三球三振。

上位打線を3者連続三振に仕留める完璧な立ち上がりにレフトスタンドの赤い一角が静まり返った。

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2回の好機を逃した代償 森下が崩れた重い4失点

2回表、坂倉がレフトへのツーベースで反撃の狼煙を上げた。ノーアウト二塁、ここから畳みかけたいところじゃった。

ところが5番の野間が送りバントを試みると、打球はキャッチャー前へ。三塁を狙った坂倉はスライディング後にベースから体が離れてしまい、タッチアウト。

一度はセーフの判定じゃったのに、離塁を見逃してもらえんかった。新井監督が試合後「あそこもやっぱり、しっかりとやるべきことをやらないと」と振り返ったのは、まさにこの場面じゃろう。

その裏、森下が捕まった。ダルベック、岸田、増田陸に3連打を浴びてノーアウト満塁。

平山のショートゴロの間に1点、浦田のレフト前タイムリーで2点目。さらに竹丸がセーフティスクイズを決め、三走の平山がヘッドスライディングで生還した。

リクエストで判定が覆りセーフとなったあの場面、持丸のタッチをかいくぐられた形になった。

持丸自身も「自分は触った感覚があった」と悔やんどった。

続くキャベッジにもレフト前に運ばれこの回だけで一挙4失点。

森下の球は全体的に高く巨人打線は一球たりとも見逃してくれんかった。

新井監督は「全体的に高かった。それをジャイアンツ打線が見逃してくれなかった」と冷静に振り返り、「また次、期待しています」と森下への信頼は揺るがんかった。

それでも4回6安打4失点。今季3度目の責任投球回未到達はやっぱり重い。

持丸の一振りと常廣の咆哮 敗戦の中に灯った光

ただ、やられっぱなしで終わらんのがいまのカープの若い連中じゃ。

5回、2アウトから平川が四球で出塁すると8番の持丸が竹丸の初球ストレートを振り抜いた。

打球は左中間を深々と破るタイムリーツーベース。

プロ6安打目にして初の長打に塁上でぐっと拳を握る姿が印象的じゃった。

「真っすぐをしっかりはじき返せるのが自分の強み。それを1球で仕留められたのは自信になる。左投手から打てたことも大きい」

前の打席で直球を見逃して追い込まれた反省を、すぐに生かす24歳の学習能力よ。

前日の猛打賞に続く2戦連続タイムリー。8戦連続スタメンマスクの若き扇の要がバットでも存在感を示しとる。

森下に代わって打席に立った代打モンテロもレフトへタイムリーを放ち、4-2。なおも2アウト満塁まで攻めたが小園がセカンドゴロに倒れた。あと一本が遠いのはこのチームの課題がそのまま出とる。

そして8回、マウンドに上がったのは常廣じゃった。今季初登板3年目のドラ1右腕が中継ぎ転向を決意して臨む新シーズンの第一歩。

先頭の増田陸に8球粘られて四球を出したときは正直ヒヤッとした。

けど本人は「腕を振ってのフォアボールだった。そこまで感覚的には悪くなかった」と動じんかった。

走者を得点圏に背負ってからギアが上がる。

浦田を149キロのストレートで空振り三振に仕留め、最後は松本をフルカウントから151キロで三振。連続三振で吠えた。

投じた22球の直球のうち13球が150キロ超え。「先発は先を見据えて球種を温存したりしますけど、中継ぎは1球目から全てを出し切るイメージ。もったいぶらずに全球勝負球ぐらいの気持ちで投げています」

この男のストレートは、やっぱりえげつないわ。

春先は右肩の状態が万全でなく球速が上がらん時期もあったという。それでも「やっぱり生命線はストレート」とぶれんかった信念がようやく実を結びかけとる。

結果は4-2の敗戦。セ・リーグ5位、8勝15敗1分で借金は7に膨らんだ。

4月はカード勝ち越しなし。約3週間ぶりの連勝を逃した事実は重い。

けど、わしはこの夜の敗戦をただの負けとは思わんよ。

森下が降りた5回以降、遠藤、塹江、常廣と繋いだリリーフ陣は巨人打線を無失点に封じた。

持丸は2日連続でタイムリーを放ち、常廣は150キロ超を連発して己の居場所をつかみにいった。

竹丸にやられたのは悔しいがあの左腕は広島の子じゃ。地元で野球を覚えた男がプロの舞台で堂々と投げとる姿は複雑じゃけど誇らしくもある。

「ここから少しずつチームに貢献していきたいです」と常廣は言うた。

5月が来る。若い芽が伸びかけとるこのチームにまだ春は終わっとらんで。

雨のマツダスタジアムで沈黙した貧打線 完封負けを聖地で見せつけられたズブ濡れの夜
ヤクルト 2 – 0 カープ霧雨が肌に染みる夜だった。マツダスタジアムのスタンドで、わしはずっとカッパも着ることなく試合を見つめ続けた。試合が終わったとき、正直もう立ち上がる気力もなかった。広島を愛した男にやられた夜山野は6回を投げて無失点、97球で25人と対峙しわずか5安打しか許さんかった。最速149キロの速球、シンカー、スライダーを丁寧に投げ分け、ランナーを出しても要所できっちり仕留める。「試合を作れたことがよかった」と本人は言っとったけど、こっちからすればただただ手も足も出んかったということじゃろ。開幕から4戦4連勝、両リーグ単独トップ。ヤクルトでは左腕として51年ぶりとなる快挙だという...

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