なんでDeNAに勝てんのよ… 持丸のプロ初ホームランに救われた鯉のぼりの日

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持丸プロ初ホームラン

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DeNA 5 – 5 カープ

こどもの日の横浜スタジアムでまたしてもカープはDeNAに勝てんかった。

昨年9月から続いとった対DeNA9連敗は引き分けという中途半端なかたちでまだ止まっとらん。

延長12回、3時間59分。勝ちでも負けでもないなんとも言いようのない結末じゃった。

ほいでも、きょうはちょっとだけ違った。

9回に持丸泰輝がバックスクリーン右へ放り込んだプロ1号。

あれがなかったら、カープファンはたぶんきょうの試合を思い出すたびに胃が痛うなっとった。

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先制しても守れん もどかしさの4回と6回

2回表、カープは相手のミスも絡めてまず先制した。平川がバントを転がすと、DeNA捕手の山本が三塁へ悪送球。さらに矢野がレフト前へ運んで2点を先行する。今季初スタメンの矢野が、しっかり結果で応えた打席じゃった。

先発の床田は3回まで毎回三振を奪ってほんまに安定しとった。ところが4回エラーも絡んで満塁にされると、成瀬にセンターの頭上を越える走者一掃のタイムリーツーベースを浴びる。プロ初打点の若い打者に一気にひっくり返された。

6回にはまた打たれた。林の2ランがライトスタンドへ。5-2。3点差。床田はこの回で降板、6回5失点。

自責点は2とはいえ、エースがリードを守り切れんかったことに変わりはない。

スポナビの速報を見ながらまたかと思うた。DeNA戦になると、どうしてこうなるんかね。

平川と持丸 若い鯉が跳ねた8回と9回

3点を追う展開で迎えた8回、ここからの2イニングがきょうの山場じゃった。

DeNA3番手のレイノルズに対して、2アウト一三塁。打席にはドラフト1位の平川。カウント1-2と追い込まれながら、ライトフェンス直撃の2点タイムリーツーベースを叩き込んだ。

右打席でも左打席でもフェンスに当てるんじゃけえ、この子はほんまに度胸がある。

新井監督も「蓮も今日というか、ここ数試合はずっと内容もいいし。右打席も良かったのが、左打席も角度がつきだして。どんどん自信にしていってほしいね」と目を細めとった。

ほいで9回。1点ビハインド、先頭打者は途中出場の持丸。マウンドにはDeNAの守護神・山崎康晃。カウント2-2からの5球目、150キロのストレートを振り抜いた打球がバックスクリーン右へ消えていった。

プロ1号。しかも同点弾。しかも相手のクローザーから。

育成ドラフト1位で入って7年目、通算45打席ホームランなしじゃった男の初アーチがこんな場面で出るもんかね。

新井監督は「相手のクローザー山崎からだからね。初ホームランでしょ。よく打ったと思います」と、静かにでもはっきりと称えた。

延長に入ってもリリーフ陣が踏ん張った。鈴木、遠藤、ハーン、中崎、髙、森浦。7回から12回まで6人の継投で無失点。

11回には2アウトから3連打で満塁のチャンスをつくったが、世界の小園がファーストゴロに倒れて勝ち越せんかった。

あそこで決めとったらと思うとほんまに悔しいわ。

試合後、新井監督は言った。「勝ちに等しいとまでは言えないけど、本当によく頑張って追いついた。ビジターで相手に当たっている打者が多いなかで、追いついて負けなかったのは、すごく良かったと思います」

指揮官の言葉に嘘はないじゃろう。でも勝ちたかったという本音もきっと同じだけあるはず。

10勝17敗2分。借金7で5位。最下位の中日とはわずか1ゲーム差。数字だけ見たらしんどい現実が並んどる。

DeNAには開幕から7戦やって未だ勝ちなし6敗1分。

なんでこんなに勝てんのか理屈では説明がつかん。

じゃが、きょうは若い鯉が跳ねた。平川が2塁打2本、持丸が横浜の空に弧を描いた。

あしたはゴールデンウィークのラスト。横浜でこのカード最終戦。

まだ終わっとらん。

あした勝って広島へ帰ろうや。

広島出身の子が東京ドームで立ちはだかる 連勝逃すも若鯉は確かに育っとる
巨人 4 - 2 カープきのう18安打11得点で東京ドームを赤く染めたはずのカープ打線が、たった一晩で別のチームになっとった。4月29日、昭和の日のナイター。連勝を懸けた一戦は広島出身のルーキー左腕に初回からねじ伏せられるという皮肉な幕開けじゃった。巨人先発の竹丸は崇徳高から城西大、鷺宮製作所を経て2025年ドラフト1位で入団した24歳。広島で生まれ育った左腕がプロで初めてカープと対峙する日。1回表、秋山を見逃し三振、菊池を空振り三振、小園もハーフスイングを取られて三球三振。上位打線を3者連続三振に仕留める完璧な立ち上がりにレフトスタンドの赤い一角が静まり返った。2回の好機を逃した代償 森下が...

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