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西武 5 – 4 カープ(延長10回サヨナラ負け)
泣きたい
2夜連続のサヨナラ負け。しかもどっちも勝てたかもしれん試合じゃった。
この2試合がわしの胃をどれだけ痛めつけたかちょっと言葉にしきれんわ。
追いつく力はあるのに 勝ちきれんかったもどかしさよ
6月10日の2戦目を振り返る。地上波のテレビ中継が始まった6時15分でほぼ試合が決まった気がした2アウトから4連打を浴びての3失点。
古賀悠に左翼線を破られる2点適時二塁打が痛すぎた。
渡部にも中前に運ばれて、あっという間の3点ビハインド。
ベルーナの空気が一気にホーム西武に傾いた。
それでもカープの打線は死んどらんかった。3回、名原が左中間席へ叩き込む2号2ラン。
「入るとは思わなかった。気合と根性で持っていきました」 という本人のコメント通りほんまに気持ちで持っていったような打球じゃった。
支配下登録からまだ3週間、2軍時代は本塁打ゼロだった25歳が見せた柵越えに、ちょっとだけ息を吹き返す。
2-3と1点差に迫ったまま、中盤は膠着した。じゃけど問題は6回から8回にかけて、3イニング連続で併殺を打ってしもうたこと。
チャンスは作る、走者は出る、なのにゲッツーで全部つぶす。
7回1死一、二塁で名原が遊ゴロ併殺に倒れた場面は特にきつかった。本人も試合後に 「何を一番やっちゃいけないか。それをしっかりと考えてやるべきだった」 と悔やんどった。
あの3つの併殺がなければ、と思わずにはおれん。
7回には益田が死球と四球で走者をため、古賀悠にまた適時打を許して4点目。
2-4と突き放された。正直なところ、テレビの前でもう今日はあかんかと思うた。
モンテロの一振りと それでも届かなかった延長戦
9回表、相手の守護神・岩城がマウンドに上がった。あっさり2アウト。
もう終わりかと目をそらしかけたところで、代打の佐々木が四球をもぎ取る。
そして打席にはモンテロ。
初球の直球、フルスイング。詰まった感触があったらしいが、打球は左翼スタンドに届いた。同点2ラン。
モンテロは「甘い球は積極的にいこうという意識で打席に入っていた。ちょっと詰まった感じがしたけど、力であそこまでいったんだと思う」と振り返った。
これが球団通算9000号のメモリアルアーチじゃったというんじゃから持っとる男は持っとる。
まだ終わっとらんまだやれると。前の晩のサヨナラ負けの傷が癒える前に、この男がもう一度火をつけてくれた。
じゃが、延長10回。6番手の高がマウンドに上がる。2死まではこぎ着けたものの、二塁に走者を置いて打席には長谷川。前夜もサヨナラ打を放った男じゃ。嫌な予感しかせんかった。
左前へ弾き返された打球が芝の上を転がっていく。二塁走者が生還してまた向こうのベンチにウオーターシャワーが舞う。
2夜連続、長谷川に決められた。なんでよりによって同じ男なんよ。
新井監督は 「よく粘って、追いついたけど、最後にこういう結果になって悔しいけど、また明日頑張ります」 と言うのが精一杯じゃった。
この2連敗で交流戦の負け越しが決まり、借金は今季ワーストタイの12。
12球団最多となる今季5度目のサヨナラ負け。数字だけ見たら、ほんまにしんどい。
前日9日の1戦目も振り返りたくないような試合じゃった。
ファビアン、平川、坂倉と3本のソロ本塁打で3-1とリードしながら、床田が5回で降板した後にじわじわ追いつかれ、9回にクローザー中崎が長谷川にサヨナラ打を浴びた。
2試合でカープは計5本塁打を放っとるのに、2連敗。打てとるのに勝てん追いつくのに突き放せん。これがいまのカープの苦しさそのものじゃ。
モンテロは 「2回連続でのサヨナラ負けはとても残念。本当に悔しいところで負けた」 とうつむいたが最後にはこう言うた。
「相手も素晴らしいチーム。明日は連敗を止めることができるように頑張ります」
そしてきょう、3戦目の相手先発は平良海馬。今季防御率0.75、ベルーナドームでは2試合15イニング自責点ゼロという化け物じみた数字が並ぶ。
カープの先発は背中の炎症から復帰したターノック、来日初勝利を懸けてのマウンドになる。
勝てる気がせんと言うたらウソになるし勝てる気がすると言うてもウソになる。
じゃけどモンテロの一振りも、名原の成長も、このカードで確かに見えたものじゃ。
セ・リーグ5位、借金12。数字は重い。けど、9回2死から追いつける打線がおるんよ。それだけは忘れとうない。
ベルーナドームの夜はまだ続く。きょうも胃薬がいる試合になるんじゃろう。
それでもカープを応援することをやめる理由にはまだなっとらん。


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